気づきの伝道師 藤井一規です。
一生懸命やっている人を小馬鹿にするって場面に
出くわすことがあります。
どうして、そんなことになるのでしょう?
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/15135/
この記事の目次
「一生懸命やっている人を小馬鹿にするのは、自分がかなわないから笑うことで逃げているのだ」
by アントニオ猪木(日本の元プロレスラー、実業家、政治家)
必死になって頑張っている人を小馬鹿にしてしまう。
それは、どんな心理なのか?本当はどうしていけばいいのか?
もうしばらく掘り下げていく。
<小馬鹿にする心理>
自分が弱かったり、自信がないとき、
相手の弱点を攻撃することで、自分の弱点から意識をそらそうとしていたりする。
また、相手を貶めることで自分を優位にしようとする心理が働く。
それから、好意を持っているがゆえに、刺激するようなことを言ったりしたりする、
いわゆる、反動形成をすることがある。
子供のころに、好きな相手に却って意地悪をしたりするのは、反動形成の代表例。
それ以外に、溜まった不満を他人を子馬鹿にすることで、解消しようとする人もいる。
他人を小馬鹿にするような話題が盛り上がると、思い込んでいるような人もいる。
人を馬鹿にするような話題にばかり付き合わされていたら、
嫌な気持ちになることに気づいていないのだ。
<小馬鹿にされたら>
だから、もし小馬鹿にされても、気に病む必要はない。
相手の側に問題があることがほとんどだ。
反論したくなる気持ちになるかもしれないが、
反論すると、相手は自分を守るためにますます攻撃してくる。
謙虚な気持ちで、そのままいけばいい。
こういう行動は、人を嫌な気持ちにするものだと
学ぶ機会にしていけばいい。
もし、もう少し踏み込むのなら、
率直に、なぜ馬鹿にするのかを聞いてみるのもあり。
意外に、あなたのことを本当に心配してくれていたりする。
<一生懸命な相手に>
一生懸命になっている相手がいるときに、
できていない自分を責めたり、相手を小馬鹿にしても得るものは少ない。
もちろん一生懸命がすべてではない。
「頑張れ」という声掛けは、マイナスの結果を生み出すこともある。
一生懸命を好ましいとしているひとには、「応援してるよ」のように
その選択を支持していけばいい。
「無理しないでね」のように相手を思いやる言葉をかけていくのもいい。
一息入れる、ちょっとした時間をもつのもいい。
一生懸命になる時間はあっていい。
特に好きで夢中になれるのなら素晴らしい。
ただ、義務感で鞭打ち続けているだけでは辛くなる。
そのことを知っておきたい。