気づきの伝道師 藤井一規です。
自分のことを好きになれません。
そんな人と出会うことがあります。
どのようにしていけばよいのか、
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/15166/
「自分を好きになれ!」
by 松岡修造(元プロテニスプレーヤー、スポーツキャスター、タレント)
自分のことが嫌いだっていうひと、けっこう多い。
一番長い時間一緒にいるのは自分自身。
できるだけ自分のことを好きでいたいもの。
もうしばらく掘り下げていく。
<ありたい自分とのギャップ>
現状の自分と、望ましい自分との間にギャップがある。
こうあるべきなのに、こうなりたいのに。。。
できていない自分に気づき、幻滅してしまう。
誰にもそんなところってあるもの。
ダイエットしなけば!って決めたはずなのに、続かない。
こうしよう!って決めたのに、できていない自分に気づく。。。
こうしたギャップはあるもの。
むしろ、ギャップがあることに気づく能力を
持っているって素晴らしい。
<自分を受け入れる>
ネガティブな思いにとらわれたとき、
それを否定してポジティブにしようとしても
うまくいかないことのほうが多い。
こころの深いところにあるネガティブな思いと
意識でもたらそうとするポジティブさとでは、
深層にあるネガティブのほうが勝ってしまう。
しかし、考えてみれば
ネガティブな自分も、ポジティブでありたい自分も
どちらも自分だ。
ネガティブな自分を排除しようとすることは、
自分の一部を否定することになってしまう。
がん患者ががんを拒否し、戦って排除しようとする対応方法もあるが、
まず、がんがあることを認め、がんといかに付き合っていくかを考えると
力が抜けて楽になったり、冷静になれたりするというのと似ている。
ネガティブな自分も受け入れることを考えてみたい。
<共感からはじめよう>
誰にだってうまくいかないことはある。
思わず怒ってしまったことなら、
なにか、自分の大切にしていることがあるから怒ったはず。
やる能力や機会があったのにやらなかったことには、
選択のとき、より自分のためになる、優先したいことがあったはず。
目の前の状況が自分にとって大変な時なら、
その状況を素直に認めてしまう。
現実から意識をそらしたまま、戦おうとするのではなく、
現状を認めて、うまくいっていない自分も
愛おしく抱きしめていきたい。
そうすると、落ち着くことができる。
残念なところがあると認めたうえで次を考えたほうが
効果のある対策も打てる。
まずは、自分を好きになることから始めたい。