気づきの伝道師 藤井一規です。
愛称や芸名などを持っている人がいます。
本名の自分と、愛称の自分、
どのように、かんがえていけばよいのでしょう?
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/15171/
この記事の目次
「エドソン(本名)は、ペレをサポートする人物です。エドソンがベースであり、ペレはちょっと来て、顔を添えるだけなんだ」
by ペレ(ブラジルの元サッカー選手)
サッカーの王様と称されるペレ。
本人は、ペレとよばれるよりも、本名であるエドソンと呼ばれたかったそう。
ペレと呼ばれる自分と、本名である自分とのギャップを感じていたよう。
両者がどんな関係にあるのか、
もうしばらく掘り下げていく。
<エドソン・アランテス・ド・ナシメント>
ペレの本名は、エドソン・アランテス・ド・ナシメント。
もともとは、父親が所属していたサッカークラブのゴールキーパーのBile(ビレ)のファンで、
「B」がうまく発音できず、「B」が「P」となっていたことから始まっている。
自分ができなかったことを取り上げられて生まれた
「ペレ」という愛称を彼は好んでおらず、
そう呼んだ学校の友人を殴って停学になった経験もあるほど。
自分はエドソンであるという思いのほうが強かった。
<サッカーの王様>
サッカーの王様と呼ばれる「ペレ」
彼にとっては、ペレは何となく自分とは
違う存在のように感じていたのかもしれない。
まるで、最高のサッカープレーをする、
ペレという役を演じているかのように。
エドソンがベースにあって、ペレという
着ぐるみを身につけているかのように。
芸能人が、本名とは違う芸名の存在として
ふるまうかのように。
<ペレとエドソン>
ペレという存在は、自分の意思を離れて、
独り歩きしていたのかもしれない。
しかし、「エドソン」より、「ペレ」のほうが
遥かに知られ、世界に浸透していった。
言いやすいし、音の印象もいい。
エドソンは知らなくても、ペレは誰もが知る存在となっていった。
それでも、受け入れることができるようになっていくまでは、
どこかに自分とは違う!という思いがあったのかもしれない。
<愛称の活用>
自分を広く知らせたり、受け入れてもらうために、愛称は役に立つ。
できればその愛称は、自分らしさを示す
自分の好きなもののほうがいい。
あなたは、自分の愛称を持っている?
それは、あなたらしさを示してる?
あなたの好きなもの?
一度、自分の愛称について、考えてみるのもいいかもしれない。