気づきの伝道師 藤井一規です。
嫌なことが起こると、嫌な気持ちになったりします。
うまくいかないことが続くと、もうだめだなんて思ったりします。
どのようにして立ち直っていけばよいのでしょう?
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/15308/
この記事の目次
「あなたのまわりにいまだ残されているすべての美しいもののことを考え、楽しい気持ちでいましょう」
by アンネ・フランク(「アンネの日記」著者、ユダヤ系ドイツ人)
うまくいかないことがあっても、きっとあなたの周りには美しいものがある。
その美しいもののことを考えるとき、
気持ちが明るく楽しいものになっていく。
もうしばらく掘り下げていく。
<絶望のとき>
世の中には、絶望したくなるようなことが起きたりする。
第二次世界大戦のなか、ナチの影におびえながら
アンネたちは生きていた。
状況は絶望的、人間の残虐な面がユダヤの人たちを追い込んでいく。
私たちも、人間の汚さ、醜さに出会うことがある。
逃れることを許されないような状況になることもある。
追い詰められて、絶望したくなるようなこともある。
<どんな状況にあっても>
アンネは、そんな絶望に囲まれた状況でも、
何気ない日常を感じさせる日記を書いた。
たわいもない、ちょっとしたことを楽しみ、
心を動かし、日々を生きていた。
本当のところ、どんな気持ちでいたかはわからない。
けれど、当たり前の日常の大切さを意識していた。
日常の何気ないところに、ちょっとした美しさがあり、
その美しさを意識していくと、
楽しくなっていくことに気づいていた。
<何に意識を向けるか>
私たちは何に意識を向けるかで、
感じ方が大きく変わっていく。
嫌なもの、避けたいものに意識を向けていると、
嫌な気持ち、やるせない気持ちになっていく。
マイナスなエネルギーにどんどん取り込まれていってしまう。
しかし、美しいもの、素敵なもの、
うまくいっていること、できていることに意識を向けると、
うれしく、楽しく、いけている気持ちになっていける。
<日常を楽しむ>
何も特別なことでなくたっていい。
何気ない日常の中にも、キラリと輝くものがあったりする。
優しい気持ちになれたり、楽しい気持ちになれるものがあったりする。
美しいもの、愛らしいもの、
気持ちが明るく、楽しくなるようなものがあることに気づき、
意識をそこに向けていきたい。
きっと大きな違いが起きることに気が付くだろう。