気づきの伝道師 藤井一規です。
誰かに任せていたことがうまくいかなった。
そんなことってあるものです。
文句も言いたくなりますが、
任せた側にも責任があります。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/15325/
この記事の目次
「もし何かをちゃんとやりたいんなら、自分でやるべきだよ!」
by チャールズ・M・シュルツ(米国の漫画家、「ピーナツ」スヌーピーの言葉より)
任せておいたことがうまくいっていないと、
任せた相手のせいにしたくなるけれど、
任せた側の責任を忘れてはいけない。
もうしばらく掘り下げていく。
<任せる>
誰かに何かを任せることってあるもの。
うまくいけば、自分で努力することなく、
時間をかけることなく、達成することができたりする。
うまく頼むことができれば、楽をしながらどんどん進む。
順調にいくことが当たり前のように考えるようになったりする。
しかし、自分でやっていても失敗したり、
思わぬことが起きたりするように、
任せたことがうまくいかないこともある。
<任せたことがうまくいかないとき>
想定外のことが起きたら、任せたことが
うまくいかないかもしれない。
また、あなたはやって欲しいことを伝えたつもりが、
あなたの意図を相手が正しく理解していないことがある。
伝え方が悪かったりするかもしれない。
実行するときに守るべき条件を伝え忘れていたかもしれない。
相手がきちんと理解したかどうか、
確認していなかったかもしれない。
何らかの理由で、思うような結果が出ないことがある。
<責任の所在>
何かを誰かに任せ、相手が了承したとき、
実行責任は任せた相手に発生する。
しかし、その結果がどうあろうと、
その結果を受け留めるのは、任せたあなたのほうに残っている。
子どもに締め切りがあるハガキを出しておいてね、と頼んだからといって、
もし出し忘れてしまっていたら、
締め切りに間に合わなかったことを
子どもだけに押し付けるわけにはいかない。
出すという行為は子供が引き受けた実行責任だけれど、
締め切りに間に合わせる上での説明責任は、
頼んだ側のほうにある。
<任せること、自らすること>
全てのことを自分がやっていくのは大変だ。
任せていくことで、できる範囲は増えていく。
任せていくことは、大切なことだ。
同時に、任せるにはその結果を受け留める覚悟が
必要になってくる。
だから、受け留められないところ、
自分が押さえておくべきところは、自らやっておく。
区別していきたい。