気づきの伝道師 藤井一規です。
目標があるとき、どのようにして達成したらいいのだろう?
に意識が向いていきます。
そして、そのあたりで止まってしまいがち。
目標達成をするためにどうしていけばよいか、
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/15338/
この記事の目次
「あるのは目標だけだ。道はない。われわれが道と呼んでいるのは、ためらいに他ならない」
by フランツ・カフカ(現在のチェコの作家)
目標ができたとき、道を探そうとしがちなもの。
でも、それは違うかもしれないと、カフカは言う。
もうしばらく掘り下げていく。
<目標達成と抵抗>
何らかの目標を持っていると、そこを目指そうという意識が働く、
しかし、目標を達成するためには、
何らかの変化を伴うことも多い。
だから、目標を達成したい、という気持ちと
変化を恐れる気持ちとが、同居すること多いということだ。
この変化を恐れる気持ちは強かったりする。
心の奥底にある、信念・価値観が
潜在意識の中で、強力に抵抗していたりする。
この抵抗を乗り越えた先に、達成したい目標がある。
<目標への道>
そこで、目標達成できるに違いないと思える
目標への道を探そうとする。
ここを進んでいけば大丈夫だ、という道を求めていたりする。
歩きやすく整備されていれば、楽ができる。
深い森の中で、方向を示すものがないようなところを進むのだとすれば、
目標を見失って迷ってしまうかもしれない。
獰猛な野生動物が出てきて、襲われてしまうかもしれいない。
そんな恐れる気持ち、ためらう気持ちが湧いてきたりする。
<道はなくていい>
もちろん、整備され、舗装され、水飲み場やトイレまで用意されているような
そんな道が用意されていることもある。
ただ、その目標は、たくさんの人が楽に達成できるものだ、ということ。
もちろん、それで充分満足できるなら、それもあり。
一緒に歩む仲間との交流が楽しめ、それが目的ならいいかもしれない。
しかし、誰でも簡単に達成できる目標で、
本当に満足できるのだろうか?
達成感や充実感を心の底から味わえるのは、
安全確実な道なんて、ないときなのではないだろうか?
<目標目指して>
目標をめざすとき、
用意された道を探そうとする必要はない。
道があれば、自分の中の抵抗を減らせるかもしれない。
しかし、道がなければあきらめる目標なのだろうか?
道を探しているということは、
まだためらいが、抵抗があるということなのだ。
本当に手に入れたいものなら、
道は見つからなくたって、もともと無くたって、
自分で創り出していけばいい。