気づきの伝道師 藤井一規です。
言葉にできない思ってあったりします。
そんな思いをどう伝えていけばよいのでしょう?
しばらく考えていきます。
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この記事の目次
「音楽は人間が言葉で言えないことで、しかも黙ってはいられない事柄を表現する」
by ヴィクトル・ユーゴー(仏の詩人、小説家、政治家)
自分の思いを伝えるのに、言葉はとても大きな役割を果たす。
しかし、言葉では伝えられないこともあったりする。
音楽はその一つの手段として役に立ったりする。
もう少し掘り下げていく。
<思いを言葉にする>
自分の思いを言葉にすることは大切なこと。
いくら相手のことを大切に思っていても、
言葉にしないままでいると、伝わらなかったりする。
夫婦の仲で、たった一言、「愛してる」って言うかどうかは
大きな違いをもたらしたりする。
付き合いたい相手がいるときに、
「好きです」の言葉を言わなかったばっかりに、
思いが伝わらなかった、なんてことはよくある。
自分の思いを言葉にするって、大切なこと。
<言葉にできない思い>
しかし、言葉にできない思いも存在している。
言葉では十分に伝わらない思いもあったりする。
サッカー日本代表のメンバの会見で、
長谷部選手の代表引退の知らせを聞いた吉田選手は
言葉に詰まり、思わず号泣してしまった。
だからこそ伝わってくるものがあった。
言葉にするにはあまりに大きな思いそこにはあった。
言葉にしたくてもできない思いを抱えることもあるに違いない。
<言葉以外の表現>
言葉以外に思いを表現する方法として、
絵に描くという方法がある。
絵だけでなく、箱庭をつくるというほうほうもある。
心理療法のひとつとして、箱庭をつくって心の状態を知る方法がある。
言葉に詰まって、涙を流した吉田選手のように
身体の状態で表現することも可能だ。
流暢に言葉をすらすらと言うよりは、
言葉に詰まりながらでも、
身体全体で表現したほうが伝わってくることもある。
<音楽での表現>
そして、音楽で表現する方法もある。
優れた演奏は、心を揺り動かしてきたりする。
心地よい思いにさせてくれることもある。
楽しくさせてくれることもある。
胸の詰まるような思いだったり、
ほとばしるような熱い想いだったり。
音楽は、言葉の持つチカラを利用することもできるが、
言葉のない楽器の演奏であっても、
旋律のない打楽器であっても、
思いが伝わってくることがある。
<言葉を超えて>
音楽には言葉を超えるものがあったりする。
どんな国の人にも音楽は馴染みのあるものであり、
共通の何かを感じることができる。
言葉にできない思いを、音楽で表現するのも、
有効な表現方法のひとつ。
言葉に頼らない自由な表現ができるもの。