気づきの伝道師 藤井一規です。
誰もが幸せな人生を望みます。
そのときに、できるだけ楽で易しい方向で考えてしまう人と、
易しくはなくてもかまわない人とに分けられます。
ケネディの言葉からしばらく考えていきます。
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http://shitsumon-alacarte.com/mental/15517/
この記事の目次
「楽な人生を願い求めるな。より強い人間になれるように願いなさい」
by ジョン・F・ケネディ(米第35代大統領)
わざわざ困難な道を選ぶ必要はないけれど、
人生に試練がやってくることは避けられないかもしれない。
だとしたら、その試練を乗り越えられるようになっておけば、
大丈夫だというケネディ。
もうすこし、掘り下げていく。
<易しさ>
やさしさ という言葉に漢字を当てるとすると、
易しさ と 優しさ とがある。
同じ読みをするが、表現している内容は全く違っている。
簡単で、楽なものを示す易しさは、
学習の最初の段階では大切なもの。
しかし、人生が易しいだけで済むことは、
ほとんどないと言っていい。
なんらかの困難や苦難がやってくる。
易しいことだけしかできないようになっていると、
ちょっとした困難が、命取りになってしまう。
そして、易しさは、自分が発揮するものと言うよりは、
自分が状況を受け留めた結果だ。
<優しさ>
優しさは、何かに対してあなたが発揮するもの。
大切な誰かや、周りに対して発揮する。
そして、優しさという言葉には、「優」すぐれている
という漢字が使われている。
優しくできるということは、
すぐれている、という意味が含まれている。
すぐれているから、心に余裕を持つことができ、
やさしさを発揮することができる。
自分のできることを高めたり、増やしたりすることで、
その分、困難を乗り越えていくことができるし、
自分のことより、相手のことを考えられるという能力は
人類の優れているところのひとつ。
苦難や困難がやってくるのが当たり前なのだとしたら
優しくなれるようにしておきたい。
<楽な人生より強い自分>
だから、望むのであれば、楽な人生よりは優しくなれる自分。
自分がより強かったり、成長することができていれば、
より優しくなれる。
困難な状況がやってきても、それを易しいものだ
と捉えることができ、優しさを発揮できる。
そんな人になっていきたい。