気づきの伝道師 藤井一規です。
私たち人間の優れているところは、
どこにあるのだろう?
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/15618/
この記事の目次
「人間は自然のうちで最も弱い一本の葦にすぎない。しかし、それは考える葦である」
by ブレーズ・パスカル(仏の哲学者・数学者・物理学者)
条件さえそろえば、惑星に生命が誕生する
可能性があることは解明されてきた。
しかし、人類のような高度に発達した生命に至るには、
長き時間が必要になる
人間の優れているところについて
もう少し、掘り下げていく。
<生命の誕生と進化>
いかにして、生命は生まれてくることができたのか?
多くの人たちの研究の結果、
自然の力で生命のもととなる物質が生成し、
条件がそろった惑星では生命が誕生しているに違いないことが判った。
しかし、誕生した生命も、高度な進化を遂げるためには、
遠大な時間がかかる。
そして一旦進化が進んでも、ちょっとしたことで
多くの生命が絶滅したりする。
<生命のもろさ>
恐竜が絶滅した原因とされている
地球に衝突した隕石は、たかだか直径10Km~15Kmだという。
そんなサイズの物体は、それこそ無限と言えるほど宇宙にはある。
多くの奇跡的な条件をもつ惑星で、かつ奇跡的に遠大な時間、
安定していて初めて高度な生命が誕生できる。
命は、ほんのちょっとしたことで失われてしまったりする。
戦争や紛争は、世界のあちこちで起きている。
集中豪雨で多くの命は失われる。
7万4千年前には大火山の噴火で地球の寒冷化が起き、
人類絶滅の危機があったそう。
蚊に刺されて、マラリアなどに感染したり、
ちょっとしたケガから破傷風になったり。
私たちの命は、とても脆いものだったりする。
<生命の偉大さ>
人は、進化の結果、考えるというチカラを得た。
あっという間に、その命を失われてしまうかもしれない存在が
宇宙全体のことを考えることができたりする。
生命がどのように生まれ、進化してきたかを考えることができる。
宇宙のほんのひとかけらでありながら、
全てのことを考えることができる。
<考えるチカラ>
せっかくのこの考えるチカラをどう使っていく?
どうしていくかは、私たち次第だ。
過去にもこの地球が、安定した状態から外れてきた
という痕跡はたくさんある。
ひょっとしたら、今の人類は、
過去の人類が滅亡した後に、再び進化をしたのかもしれない。
何も考えずにいれば、絶滅の危機を迎えることになることは
ほぼ間違いない。
仲間内の争いごとに意識を向けているヒマはないかもしれない。
考えるチカラを活かす方向を
よく考えていきたい。