気づきの伝道師 藤井一規です。
生きていれば、誰かと利害がぶつかってしまうことってあります。
そのとき、どうしていきますか?
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/15651/
この記事の目次
「知恵とは、何に目をつぶるかを学ぶこと」
by ウィリアム・ジェームズ(米の心理学者・哲学者)
全ての要望を通すことができないとき、
ただぶつかり合ってしまうのではもったいない。
何を確保して、何を譲ってもいいかをうまく調整していきたいもの。
もう少し、掘り下げていく。
<優先順位>
この世に生きていれば、お互いの要求が
ぶつかり合ったりすることもある。
そんなとき、ぶつかり合ったまま、強引に相手を
ねじ伏せようとすれば禍根を残してしまったりする。
どの条件なら譲っても良くて、
どの条件は絶対に確保しておきたいかを明確にしておく必要がある。
確保しておきたい条件に優先順位をつけて置くのは有効だ。
ここは譲るから、こっちは私のほうに。
といった交渉をしていくことで、
できるだけお互いの満足が得られるようにすることができる。
<限りのある資源>
手に入れたいこと、実現したいことは山ほどあるが、
時間には限りがあるし、労力も無限にあるわけではない。
実施していくとなれば、何を優先し、
何をそのままにしていくか、
取捨選択と優先付けを賢くできれば、
より多くの成果を上げていくことができる。
そう、目をつぶることができるところを見つけていくことは
多くの成果を得ていくための知恵となる。
<パートナーにも>
人生のパートナーとなる相手を選ぶのにも、
何を大切にし、何に目をつぶることができるかを
見極めておくのは重要な知恵。
理想を言えばキリがないけれども、
現実的には、どこは許せ、どこは許せないのか、
よく吟味しておきたい。
論理的に考えた条件だけでは不足だったりする。
特に生理的に嫌だなって気になる部分は、
一生ついて回るので要注意。
相手のことが好きで、盲目的になってしまっていると、
どうしても許せないところがあるのを見過ごしてしまうことがある。
もちろん100%を求めていたらキリがない。
どこか目をつぶるところが必要になってくる。
<どこに目をつぶるか>
人生において、目をつぶることができるのはどこか、
うまくやりくりできれば、そのぶん幸せも手に入れやすくなる。
人生を幸せに送るための、重要な知恵だと言っていい。