気づきの伝道師 藤井一規です。
お金を稼ぐことは大切なことです。
しかし、お金だけが全てでは無かったりします。
マリリン・モンローの言葉から、
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/15676/
この記事の目次
「お金が欲しいんじゃない。ただ、素晴らしい女になりたいの」
by マリリン・モンロー(米の女優)
マリリン・モンローが36歳で亡くなって、もう56年にもなるけれど、
いまだにその名はよく知られている。
人生において、お金とはどういうものなのか、
もう少し、掘り下げていく。
<お金>
お金は、私たちにとって、とても意味深いもの。
単なるモノとは違って、無意識のうちに
人間性とも結びつけて捉えられたりすることも多い。
金の亡者、なんていわれる人には
ちょっと近づきたくないかもしれない。
また、大金を手にしたばかりに、心の持ち方や
人間関係が大きく変わって、人生を狂わせてしまい、
却って不幸になってしまった人もいたりする。
しかし、お金はうまく役立てれば、
素晴らしい社会の実現に寄与することもできる。
どう活かすか次第で、大きく違いが生まれてくるものだ。
<価値の評価>
お金は、価値を評価するときに使われる
代表的な指標だといえる。
量がどれだけ提供されるかで、数値が上下するけれど、
より価値のあるものは、より高く、
価値の低いものは、安い、
という考え方がベースにある。
マリリン・モンローは、精神的に不安定だったといわれている。
彼女は、
「ハリウッドは、キスには10万円を払ってくれるけど、
人間性には1銭も払ってくれないところです」
と言っている。
人間性のほうが、ずっと価値があるはずなのに、
全く評価されない現実に、心を迷わされていたかもしれない。
<価値をはかる基準>
お金で評価される価値と、
自分が考える価値とには
大きなギャップがあると考えるほうが自然だ。
価値をはかる基準となるものは、
全く別のものだと考えたほうがいい。
手に入れたい、と考える人にとっての妥当な価値は、
提供する側の思いとは全く違う。
もし、あなたが何かを提供しているとしたら、
その価値のつけ方は、見直してみる可能性がある。
手に入れたい側の基準で考えてみる可能性がある。
<お金と幸せ>
お金のことを考えるとき、
お金と幸せとの関係を考えに入れておきたい。
お金が全くない状態では、幸せを感じにくいかもしれない。
だからといって、お金が山ほどありさえすれば幸せか、
というと、そうでもなさそうだ。
だから、マリリン・モンローは素晴らしい女でありたいと望んだ。
お金だけあっても足りなくて、素晴らしい女になることが、
幸せになることだと考えていたと思われる。
ただ、お金をもっていても足りないからと言って、
お金を嫌うことで幸せになれる、というわけではない。
お金は、幸せを感じられるために活かすことができる。
少なくても、十分活かせば幸せを感じられる。
たくさんあれば、たくさん活かせばいい。
お金とは、仲良くうまく付き合っていきたい。