気づきの伝道師 藤井一規です。
エレガントな人というと、
なんだか素敵な人って感じがします。
優雅、優美、上品な人ってどんな人なのか
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/15731/
「心の優雅さがなければ、エレガンスはない」
by イヴ・サン=ローラン(フランスのファッションデザイナー)
ファッションの世界でも、エレガンスは追究される重要なポイントのひとつ。
しかし、見た目だけではなく、
心にもエレガンスが必要だと、イヴ・サン=ローランは言う。
もう少し掘り下げていく。
<エレガンス>
エレガントな人とか、エレガンスを持った人に
憧れを持つ人も多いだろう。
落ち着いた色、すっきりした形、
優美な感覚を持たせてくれる。
しかし、いくらエレガントなファッションに身を包んでいても、
身のこなし、する行動がエレガントから外れているとしたら、
せっかくのエレガンスも台無しになってしまう。
外見だけではなく、やはり身につける人そのものが
行動に現れて、伝わっていくもの。
エレガンスも、その人自身が
そうであるかどうかが問われてくる。
<形>
その人となりが伝わってくる。
とはいうものの、形も無視はできない。
エレガントなファッションに身を包めば、
そのような気持ちになりやすいだろう。
姿勢にしても、立ち方、歩き方、座り方にしても、
身体のあり方が、心の在り方にも影響を及ぼす。
だらしない姿勢をすれば、
心の中もだらけてしまったりする。
残念な形は、残念な心持ちを導いてしまう。
望ましい形を取ろうと意識することは、
望ましい自分に近づくことになる。
<自然>
エレガントな姿勢であろうとすると、
モデルのような立ち方などを想像するかもしれないが、
いわゆるモデルの姿勢、動きは、目立つという効果はあるが、
身体に無理がかかっているところもあって、
おすすめはしない。
身体にとって自然で、楽なものがいい。
だったら、だらけた姿勢がいいの?
というと、じつはだらけた姿勢は、
身体にとっては負荷がかかっている。
美しいと言われる姿勢のほうが、
実は自然で、楽なもの。
どこかが乱れているから、その乱れを直そうとして、
別のところに負荷がかかってきたりする。
<心の自然>
姿勢だけでなく、心のあり方も自然でありたい。
心の余裕を失くしてしまうと、
本来の、望ましい考えや心根を失ってしまうことがある。
もちろん、このストレスの多い社会で
常に心に余裕を持つことは難しいかもしれない。
しかし、気づいたときに、深く呼吸をして、
自分を取り戻すようにしたい。
エレガンスは、自然で、シンプルで、ムダが少ない。
エレガンスを求めたほうが、効率も上がったりするもの。