気づきの伝道師 藤井一規です。
人生では困難に出会うこともあります。
そんなとき、困難をどうとらえていけばよいのでしょうか?
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/15789/
この記事の目次
「困難とは、ベストを尽くせるチャンスなのだ」
by デューク・エリントン(アメリカのジャズ作曲家、ピアノ奏者、オーケストラリーダー)
出会った状況が好ましくないとき、
嫌なもの、避けるべきものというように捉えがちなもの。
しかし、それこそがチャンスだと捉えることもできる。
もうしばらく掘り下げていく。
<順風満帆>
人生、できれば困難には出会いたくないかもしれない。
毎日、楽しく、楽に暮らせるのって、うれしい。
ヨットや帆船で言えば、順風満帆。
ただのんびりしているだけで、
どんどん望む方向に進んでいけるのってうれしい。
風を受ける帆を開いているだけでいい。
<風向き>
しかし、いつまでもそれで済むとは限らない。
あるとき、風向きが変わったり、止まったりすることもある。
ちょっとくらい変わるのなら、
帆を少し動かせばいい。
しかし、逆風となったり、
海が荒れ、波が高くなってくると、
単に帆を同じように張っただけでは済まなくなる。
<逆風>
ときには、いわゆる逆風が吹いてくることがある。
何も考えずにいたら、吹いてくる風に
押されて流されてしまう。
ふと気が付けば、とんでもない方向に進んでしまい、
そう簡単に戻ることができなくなってしまうこともある。
<逆風が吹いても>
しかし、逆風が吹いていても、
実は船は風上に進むことができる。
風の吹いてくる方向40度から45度で進み、
帆の向きを変えながら、ジグザグに進めば、
風の吹いてくる方向にさえいける。
そう、努力と工夫は必要だけれど、
対応する方法はある。
<困難こそチャンス>
風向きだけでなく、海が荒れたり、
強風になったりすることだってある。
うっかりしていれば、船は転覆してしまうかもしれない。
しかし、難しい状況をどうすれば乗り越えられるのか、
実体験する絶好のチャンスでもある。
実際に経験することで、地力を身につける機会になるし、
自信もついてくる。
楽をしてばかりいたら、心も身体も緩んだままになってしまう。
適度にトレーニングしておくことは大切。
そして、困難は知識と経験を駆使し、
全力を出してチャレンジをする絶好の機会
と捉えてみてはどうだろう。