気づきの伝道師 藤井一規です。
何かを目指しているとき、目指すところだけを意識していると、
ときになかなか到達できないことに思いが至り、
やる気を失ってしまうことがあります。
どのようにしていけばよいのか、
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/15795/
この記事の目次
「少しずつ前に進んでいるという感覚は、人間としてすごく大事」
by イチロー(米大リーグ野球選手)
私たちは、進んでいるという感覚を持つと、
なんだかうれしくなったりする。
望ましい変化を実感できることは、
大事なことなのだ。
人間の特性を考え併せながら、もうしばらく掘り下げていく。
<遠大な目標>
遠大な目標を立てたとき、
初めのうちは、目標を手に入れられる
という実感を持てないかもしれない。
目指すところがあまりにも遠いと、困難に思えてしまう。
しかし、進んでいかなくては
永遠に到達することはできない。
前進していこうという意欲、モチベーションを
保つことはとても重要なことだ。
<悩みと停滞>
車を運転していて、渋滞に出遭ったとする。
そのとき、全く動かないときと、
ゆっくりだけれど、動いているときとでは、
感覚として大きな違いがあることに気がつく。
わずかでも動いていると、
そのうち行けるだろうと思えるが、
ピタッと止まってしまうと、
このままいつまで動けずにいるのだろうか?
と、不安な気持ちが湧き上がってくる。
人が悩み、不安な状態になるときは、
抜け出したい状態から、抜けられないかもしれない
と考えているときだ。
そのうち抜けられると感じられるときは、
なんとかなると希望を持ち、耐えることができたりする。
<進歩を感じる>
だから、何かを目指して取り組んでいるとき、
たとえ大きな成果は出ていなくても、
なにかしら以前よりも、昨日よりも、
さっきよりも前進したという感覚を持てると、
引き続き取り組もうとという意欲が湧いてきやすい。
それは、ほんのちょっとしたことでもかまわない。
以前と一緒だ。。。と思ってしまうのと、
あれ? ちょっとは上達したかも!
と思うのとでは、大きな違いを生み出すのだ。
<進んでいることを感じよう>
そのために、身近な目標を設定するのもいい。
遠大な目標だけでなく、中間だったり、
さらにブレークダウンした目標をたてるのは効果的。
また、日々取り組むことを決めて、
実践した結果の記録をつけていったりすると、
ふと、ああ、こんなにやってきたんだとか、
ここまではできるようになったな、って気づきやすくなる。
一歩一歩はわずかな前進でも、積み重なっていけば、
いつの間にか大きな違いを生み出していく。
一歩を踏み出したくなる仕掛をしてみると、
人生を大きく発展させていけることにつながっていく。