気づきの伝道師 藤井一規です。
成長していくうえで、失敗と出遭ってしまうのは避けようがありません。
ただ、そのときにどうするかで大きな違いが生まれてくると言われます。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/15856/
この記事の目次
「失敗の原因を素直に認識し、『これは非常にいい体験だった。尊い教訓になった』というところまで心を開く人は、後日進歩し成長する人だと思います」
by 松下幸之助(実業家、発明家)
何か失敗してしまったとき、
あなたはどうしているだろうか?
どうするかによる違いについて、
もうしばらく掘り下げていく。
<失敗した!>
失敗してしまった!
誰にもそんな経験があるだろう。
そのときに、どういう対応をするか。
思わず、自分のせいではなく、他の誰かや、
やむを得ない状況があったせいにしてしまったり。
その失敗が重大であればあるほど、
自分が失敗したことを受け留めるのは、
なかなか大変なことだったりする。
もちろん、何でもかんでも自分で抱えてしまえばよい、
というものではないが、
起きてしまったことには、自分にも責任があると捉え、
しっかり向き合えれば、大きな違いが生まれてくる。
<自分に責任があるとすれば>
自分に責任があるとすれば、
起きた事実を真剣に捉え、どう挽回していくかを
真剣に考え、行動していく近道になる。
自分の責任ではない、としてしまうと、
どうしても捉え方も、対処の仕方も逃げ腰のままになりがち。
その失敗を見ようとせず、どんな結果だったか聞こうとせず、
感じることをやめてしまう。
すると、その失敗という経験からは、
「失敗した」という嫌な思いと、そこから「逃げた」という
嫌な思いだけが残ってしまう。
失敗は責任を取るということを学ぶ機会にもなっている。
<失敗からの学び>
失敗とは、敗けを失う、と書く。
敗けてしまった経験から、
次に負けないための学びを得る機会だ。
失敗と向き合うことで、
どうすれば避けられたのか、
成功するためのキーポイントはどこにあるか、
どんな準備があればよいのかがわかってくる。
次に、同じようなチャレンジや、試練がやってきたとき、
どうすれば乗り越えらえるのかを見極められれば、
その準備をしていくこともできる。
失敗して、向き合ったからこそ、わかることがたくさんあるのだ。
<人生は続く>
何かのイベントがあって、それで人生が
終わってしまうってことはまずない。
そのイベントの先にも人生がある。
起きたことと向き合って、学び、乗り越える努力をするかどうかで
成長の度合いが変わってくる。
人生をより素晴らしい、豊かなものにするために、
心を開いて失敗に向き合い、自分のためのモノにしていくことが必要なのだ。