気づきの伝道師 藤井一規です。
愛の大切さは、多くの人が唱えていること。
日常の中で、どのように取り組んでいくか、
意識したことがない方もいらっしゃるかもしれません。
考えたことがある方も、そうでない方も
しばらく考えていきませんか?
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/15928/
この記事の目次
「愛とは、大きな愛情をもって小さなことをすることです」
by マザー・テレサ(修道女、教育者、平和運動家)
なるほど!とわかったような感覚もあるが、
わかりにくさもあるなって感じたこの言葉。
もうしばらく掘り下げていく。
<世界を愛でみたす>
世界が愛に満たされていたら・・・
そんな世界をマザー・テレサは思い描いていた。
私たちも、そんな世界になればいいなって素直に思える。
ただ。。。でもね。。。現実は。。。
すぐに、その実現を危ぶむ気持ちも湧いてくる。
それに、世界を愛で満たすって、どうすればいいの?
話が大きすぎて、わかりにくいかもしれない。
マザー・テレサならともかく、
そんなたいそうなこと、自分にはとてもできない。。。
そんなことを考えてしまったりして。
<大きなことは小さなことの集まり>
私たちは、この世界の物質は、
小さな原子の集まりであることを知っている。
そしてさらに100以上の種類がある原子も
もっと細かくすることができて、
大本は17種類の素粒子しかないことが判っている。
どれほども大きな構造物も、星も、宇宙も
ほんの小さな塵も、小さな小さな素粒子からなっている。
どんな大きなことも、小さなことの集まりでできている。
このことは逆に、ひとつひとつの小さなことのなかに、
大きな宇宙と同じものがあるということでもある。
<小さな行為にも大いなる愛が>
心に大いなる愛をもち、
その愛からなされた小さなことには、
大いなる愛が、そのまま含まれている。
大きなことなんてできないから、
別にしなくても。。。って、あきらめてしまう必要なんてない。
朝、出会ったひとににっこり
「おはようございます」ってあいさつする中にも、
転んでしまった人に手を差し伸べることにも
落とし物に気づいてもらうように声をかけることにも
大きな愛がまるっと含められる。
<小さなことだからこそ>
逆に考えてみると、世界が愛で満たされているなら、
小さなことにも愛があるはず。
愛が欠けていれば、加えておきたい。
日常で何気なくできる小さなことだからこそ、
もっている愛を注いでおすそわけしていきたい。
幸いなことに、このおすそわけ、
使うと笑顔や、感謝が返ってきたりして、
減るどころか、増えていったりもする。
大きな愛が来るまで、愛を感じられずにいるよりも、
ふだんから、小さくてもたくさん愛に触れていたいもの。
そして、それは、私たちにはできる。