気づきの伝道師 藤井一規です。
人生には限りがあります。
自分がこの世界で直接何かをすることができるのは、生きている間です。
限りのある人生を幸せなもの、価値あるものにしていくために
どんなことを考えていけばいいのでしょう?
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/16053/
この記事の目次
「幸福な人間とは、自分の人生の終わりを始めにつなぐことのできる人のことである」
by ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(独の詩人、劇作家、小説家、哲学者、自然科学者、政治家、法律家)
人生に限りがあるとすれば、できるだけ役に立っていきたいもの。
しかし、自分だけで終わってしまうとしたら、
寿命とともに尽きてしまうことになる。
未来につながる何かを残すことで、未来の可能性を拡げることができる。
もうしばらく掘り下げていく。
<人生の価値>
世の中には、大きな社会的貢献をする人もいる。
これまでの常識を覆すような科学の発展に寄与した人もいる。
人道的な愛の素晴らしさを広く伝えてくれた人もいる。
こういう人たちの人生の価値はとても高いように思える。
これに対して、しがない大勢のうちの一人として、
特に何ということもないような人生を送る人たちもいる。
人生の価値について特筆することもないように
思えるかもしれない。
<測り方次第>
価値は、どう測るかで大きく変化するもの。
大きな社会的貢献をした人が、
革命的な科学の発見をした人が、
愛の大切さを伝えてくれた人が、
目の前の一人を大切にできていなかったりする。
幸せな家庭をもつことができていなかったりする。
こうしたことは珍しいことではない。
ごく普通の人たちのほうが幸せな家庭を築き、
次の世代を育てていたりする。
子どもを持つことができなくても、
次の世代のために貢献することはできる。
どれが優れてかなんて、測り方しだい。
<繋いでいく>
人生の時間は限られている。
未来に繋いでいくためには、世代交代をしていく必要がある。
いかに世代交代に貢献していくかが、問われている。
世代交代に貢献というと、
子供やより年齢の低い層へのアプローチだけを考えがちだけれど、
親御さんに対してのアプローチはとても重要。
おじいさん、おばあさんが幸せになったり、考え方が変わることだって、影響がある。
にっこり挨拶する人がいることだって、
心に大切なものを育んでいく。
より望ましい社会のために貢献することは
次の世代への貢献になる。
<繋がっている>
この世界は、何らかの形でお互いにつながりをもっている。
自分にできることは、何歳であろうと、どんな状況であろうとなにかある。
能力はたいしたことないかもしれないけれど、
私だからできることはきっとある。
他の人のほうが上手にできるかもしれないけれど、
自分だから気づけること、わかることってきっとある。
自分が貢献できることをしていくことは、
未来につながっていく。
未来は、今この瞬間から始められるもの。
未来につながっていく幸せに気づいていきたい。