気づきの伝道師 藤井一規です。
自分探しって言葉が広く使われるようになりました。
しかし、自分探しって、何なのでしょうか?
求めるものが適切ではない場合もありそうです。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/16075/
この記事の目次
「人生は、自分を見つけるためにあるのではなく、自分を創造するためにある。だから、思い描く通りの人生を生きなさい」
by ヘンリー・デイヴィッド・ソロー(米の作家・思想家・詩人・博物学者)
本当の自分はどんな自分なのか?
わからずに探し続けている人がいる。
しかし、探すのではなく、創るものだとソローは言う。
もちろん、見つけることに大切な点もある。
もうしばらく掘り下げていく。
<見つける>
見つける、ということは、
すでに存在しているということ。
存在しているが、どんなものが存在しているのかが
わかっていない状態にある、ということだ。
確かに、自分が何を大切にしているのか、
どんな考え方をしているのか、
どんな傾向があるのかを
知らずにいるのと、気づいているのとでは
大きな違いがある。
自分を見つけることは、
生まれてきてから、今に至った自分のことを知ることになる。
<自分を創造する>
今の自分がわかっていれば、
この先、どこに向かいやすいか、
また、自分の行きたいところに向かうのに、
どんな障害がありそうかもわかってくる。
そう、これからの自分を創っていきやすくなるってことだ。
しかし、自分探しといいながら、
未来の自分を探し求めて続けて苦労していることがある。
未来の自分は、これから創りあげていくものなので、
見つけられないのは当然のことだったりするのだが、
どこかにあるはずだ、と、ぐるぐる探し回っていたりする。
未来の自分は、自分の望むように創っていけばいい。
あるとすれば、自分自身の中にある。
もちろん、現状の自分は見つけておいて、
何がより今の自分に向いていそうか、
望むところに行くための障害は何かに気づき、
うまく活用していきたい。
<思い通りの人生を>
今の自分から、変えたいところは変え、
活かしたいところは活かしていけばいい。
未来は、見つけるというよりは、創っていくもの。
自分探しは今の自分、これまでの自分にすればいい。
だから、未来は自分の望む通り、思い通りに創っていけばいい。
思い描く通りに未来を創っていきたいもの。