気づきの伝道師 藤井一規です。
人はそれぞれ魅かれるものが違っていたりします。
自分が嫌いなものが大好きな人もいます。
ときには理解しがたいものが大好きな人も。。。
人の感性、感受性について、しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/16136/
この記事の目次
「他人の感性を軽蔑してはいけない。感性はその人の才能なのだ」
by シャルル・ボードレール(仏の批評家、詩人)
なんでこんなものが好きなんだろう?
不思議な人がいる。
これは感動するだろうと思って伝えたら、
全く興味を示さなかったりする人も。
もうしばらく掘り下げていく。
<感性と感受性>
この言葉は
「他人の感受性を軽蔑してはいけない。感受性はその人の才能なのだ」
とされていることが多い。
ここでは、「感受性」は受け取りかたや、受け取って起きることのようになりがちなので、
自分から表現することも含む「感性」とさせていただいている。
<人それぞれ>
人、という生物として考えると、
だれもが同じ感覚器官を持っているはず。
自分には全くわからないわずかな音の違いを聴き分ける人がいたりする。
なんでこんな美女と野獣の組み合わせ?
で、お互いに外見に魅かれたって言っていることもある。
芸能人の大ファンがいれば、アンチといって嫌う人もいる。
どの文化にも、非常に臭いものがある。
それは伝統だから守ろう、というよりは、
たまらなく好き、という人がいるから続いてきたと言えそう。
理解しがたいファッションをしているひともいる。
しかし、本人は気に入ってしているのだ。
感性は一人ずつ違っていたりする。
<それぞれだからこそ>
考えてみれば、それぞれ違っているからこそおもしろい。
誰もが同じように感じ、同じように行動しているとしたら。。。
恐ろしさすら覚えてしまう。
興味の向かう先が違うから、
自分では経験できないことを体験する人がいる。
技を極めた芸術といえる作品を生み出す人がいる。
まったくのその場の感覚を表そうとする人もいる。
それぞれだからこそ、
豊かな社会になっている。
<違うから大切に>
自分と違うから、理解できないから、という理由で、
軽蔑したり、ぞんざいに扱っていてはもったいない。
自分では気が付かないところから、
何かを見つけ、伝えてくれる可能性があるのだ。
どうしてここに興味があるの?
って、相手のことに興味を持って聞いてみると、
意外と自分と似た考え方を持っていたりする。
たまたま、アンテナの向かう先が違うだけだったりする。
<楽しむ>
感覚器官の感度を変えることは、大変かもしれないけれど、
興味の向かう先は、意識で変えていくことができる。
せっかくの人生、自分のアンテナの向け先を変えたり、
違うアンテナを持っている人と出会っていこう。
ピッタリときたら、すごいものが生まれてくるかもしれない。
思わぬ才能が開花したりする。
きっと今まで気づかなかった発見が
山ほどあるに違いない。