気づきの伝道師 藤井一規です。
時間は進んでいくのみ。
過去に戻りたくても、戻ることはできません。
しばらく考えていきます。
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この記事の目次
「人生は決して後戻りできません。進めるのは前だけです。人生は一方通行なのですよ」
by アガサ・クリスティ(英の推理作家)
今この時間は、今この瞬間にしかありません。
今が、二度と取り返せないと考えたとき、
どう過ごしていったらいいのか。
もうしばらく掘り下げていく。
<記憶とともに>
私たちは、記憶という能力を持っている。
過去の体験をありありと思い出すことができ、
まるで、過去の瞬間に戻ったかのような感覚を持つことができる。
なんとなく、いつも過去の時間を生きられるような感覚がある。
しかし、実際に生きることができるのは、
今この瞬間だけ。
<現在の価値を高める>
今、という時間をただ漫然と過ごしてしまうこともできる。
しかし、今この瞬間は、二度と戻らないと考えたとき、
もっとできることがあることに気が付く。
今できることをしないのは、
その分を永遠に失ってしまうことを意味している。
時間を巻き戻して、無駄にしてしまった時間を
取り戻すというわけにはいかないのだ。
多くを生み出す可能性があるこの時間を
もっと有効に活用していきたい。
<時間の感覚>
大人になると、子どものときと比べて
時間の進みが速くなるように感じたりするもの。
1年があっという間のように感じたりする。
大人にも子供にも、時間は同じように進んでいっているはずなのに、
何が違っているのだろう?
子どもの様子を観察していると、
一瞬一瞬を、目一杯生きていることに気が付く。
なんだろう?どうしてなんだろう?って
ちょっとしたことにも興味を持ち、
感情を一杯動かしている。
初めてのことにもいっぱい挑戦している。
<時間の価値>
どうやら、大人になると、そこにあるはずのものを
見たり、聞いたり、感じたりすることを
やめてしまっていたりするようだ。
そして、挑戦できるはずのことを
やめたり、あきらめたりして、
時間を過ぎるままに垂れ流してしまっている。
私たちはもっと、今という時間を価値あるものにできるのではないだろうか?
人生は一方通行。
そして人生の時間には限りがあると考えたとき、
今という時間をどう過ごすか、考えてみる価値はきっとある。