気づきの伝道師 藤井一規です。
あなたの価値は?と聞かれて、
何と答えますか?
ひょっとしたら気づいていない価値もあるかもしれません。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/16360/
この記事の目次
「人の本当の価値というのはその人自身から見出すことはできない。それは周囲の人々の表情や雰囲気の中にありありと浮かびあがってくるものだ」
by アルベルト・シュバイツァー(哲学者、神学者、医師)
その人の価値は、その人がどんな影響を与えるかにある。
好ましい影響を与える人もいれば、
変な雰囲気にしてしまいがちな人もいる。
出来れば、望ましい影響を与えられる人になっていきたいもの。
もうしばらく掘り下げていく。
<好ましい影響>
他の人に望ましい影響を与える人とは、
どんな人だろうか?
人類に役に立つような発見や、発明をする人もそうかもしれない。
その人のおかげで、生活が便利に楽になったり、
取り組んでいることがうまくいったり、経済的に潤ったりすれば、
ポジティブな影響を与えることができたと言えそうだ。
ノーベル賞や叙勲を受けたりするのは、その代表だといえるだろう。
そこまで大それたことでなくても、
地道な研究から新しいものが生まれてきたり、
無駄をなくして、持続する社会に貢献したり、
何らかの形で働いたり、奉仕したり、
というようなことも好ましい影響だって言えるだろう。
<日常の何気ないところに>
でも、そんなにすごいことなんてできないよ。
って思うかもしれない。
いえいえ、誰にだってすごいことができたりする。
子どもを持つ多くの親は、とてもすごい影響を子供に与えている。
子どもにとって親は、また親にとって子供は、
何物にも代えがたい大切な存在だ。
親でなくたって、できることは山ほどある。
あなたがにっこりすることで、
周りのひとも笑顔にできるかもしれない。
あなたが朗らかに挨拶することで、
相手も次第に挨拶するようになるかもしれない。
無言でただそこにいるよりも、黙ってすれ違うよりも、
きっと明るいエネルギーが生まれている。
<相手を思いやる心>
相手のことを考え、大切に思いやることができたなら、
その相手は、あなたの存在を歓迎してくれるだろう。
そこに居るだけでなんだか場が明るくなる人っているはず。
多くの場合、そんな人は相手に興味を持ち、
心に働きかけるチカラを持っていたりする。
うれしいこと、悲しいこと、怒ったこと、楽しいこと、
話したいって気持ちになったりする。
心を開きたくなったりする。
迷っているとき、悩んでいるとき、
心に響く一言を伝えてくれたりする。
<名残惜しい人>
その場を去っていこうとするとき、
心から残念だって思ってくれる人が一人でもいいから、
居てくれるようになっておきたい。
それには、自分の利益のことだけでなく、
周りの人たちの利益や、苦しみからの解放や
新たな気づきをもたらしていきたい。
たくさんの失敗をしながらも、
前を向いて立ち上がっていく姿も、
誰かを元気づけているかもしれない。
人の価値は、どれだけ周りをより望ましい状態にできているかで
知ることができる。
できることはきっとある。