気づきの伝道師 藤井一規です。
どんなことに憧れを感じますか?
憧れを抱くことについて、
しばらく考えていきます。
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この記事の目次
「浮浪者、紳士、詩人、夢想家、孤独な人、皆いつでもロマンスと冒険にあこがれてるんだ」
by チャーリー・チャップリン(英国出身の映画俳優、映画監督、コメディアン、脚本家)
憧れることがあるとき、
夢見心地になることができる。
それは幸せなことだけれど、
憧れは超えない線を生み出していることでもあったりする。
もうしばらく掘り下げていく。
<憧れ>
憧れの人がいる人もいる。
チャップリンの言うように、
ロマンスや、冒険には、
どんな人にもエネルギーを湧き上がらせるものがある。
現実がいかに重く、苦しくても、
心に明かりを灯してくれる。
憧れるものがあることは救いになったりする。
憧れがもつポジティブなチカラの存在を知っておくことは役に立つ。
<憧れが生む境界>
しかし、憧れは想像の領域に終わってしまいがちなもの。
「いいな」という思いだけに終わってしまいがち。
自分とは違う世界のような捉え方になったりする。
憧れをは実からの逃避としての救いだけに終わらせてしまいやすい。
憧れを現実のものにしていったり、
憧れを超えていって初めて現実の本物になるのに、
憧れは、別世界であったり、それ以上がないような境界も生み出しているのだ。
すると私たちは憧れに触れたり、一瞬近づくだけで満足してしまったりする。
自分がその憧れを自分のモノにしたり、
その憧れよりも先こうとはせず、
ずっと手前で、歩みを止めてしまったりすることになったりする。
例えば、憧れの人がいたりすると、
その人のレベルに至ることではなく、
一瞬出会うことだけで満足してしまったりする。
「キャー素敵!」
っていう体験で、自分自身とは別次元の存在にしてしまいがち。
現実じゃないけどねって。
でも、本当は自分自身をどうしていくかのほうが大切。
<自分が輝く>
憧れたり、羨ましいと思うことが、
自分を成長させるチカラに
なっていくのであれば良いのだが、
自分には無理って思うのであれば、
マイナスな影響を及ぼしたりする。
自分が輝きを増し、その輝きをうらやましいと
誰かに思ってもらえるような人になっていきたい。
憧れの人に勝るぐらいの輝きを放つようになっていきたい。
誰かに憧れて終わるのではなく、
ロマンスや冒険に憧れで終わるのではなく、
自分がより輝けるようになっていきたいもの。