気づきの伝道師 藤井一規です。
何かに取り組もうとするとき、
できるだけ素晴らしくしたいと思うものです。
しかし、ある程度結果が出るようになっても、
最高を目指そうとすると、
なかなか越えられない壁にぶつかったりします。
そこは、大きな違いを生み出すかどうかの分岐点かもしれません。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/16539/
この記事の目次
「最高のものを求める強い気持ちがないと、結果は出ないものなんだよ」
by 王 貞治(元プロ野球選手・監督)
そこそこの成果がでるレベルに到達するのは、
それほど難しくないかもしれない。
しかし、それは他の多くの人でも達成できることだったりする。
簡単には超えられない壁の向こうに達した者が提供するものには、
やはり違いがある。
もうしばらく掘り下げていく。
<先を急ぐ危険>
何かを生み出そうとするとき、
計画を立てて進めようとする。
例えば、モノづくりでは、まず
求められたものを実現するための設計をする。
設計を終えたい締め切り日は当然設定されている。
しかし、締め切りに間に合いそうにないからといって、
十分検討されていない設計のまま進めてしまえば、
実現したい機能を発揮する製品にはならなかったりする。
ちょうど土台となる基礎部分が危うい状態で、家を建ててしまうようなもの。
時間がないからといって、省いてはならないところがあったりする。
設計で発揮できる機能の限界が決まってしまったりするものだ。
できるだけ早くと焦る気持ちは理解できるが、
慌てることで失うものは、想像以上に大きかったりする。
<競争相手を超える>
多くの場合、競争相手が存在するもの。
競争相手を上回ることができなければ、
失ってしまうことが多くなってしまう。
何か商品を生み出したとき、妥協してしまったところには
弱点があることになる。
結果を出そうとすれば、相手を上回る何かが必要。
最高を求めようとする気持ち、あきらめない気持ちが、
競争相手を上回る違いを生み出したりする。
<本物>
世で本物と認めれられるものには強さがある。
見た目そっくりで安くても、
すぐに壊れたり、使えなくなってしまうような商品を
買ってしまって後悔することってあるもの。
最高を追求した結果生まれてきたものには、
美しさもあったりする。
妥協するのはいつでもできる。
最高を求める強い気持ちを持ち続けることで、
今までにない本物を生み出すことができる。