気づきの伝道師 藤井一規です。
私たちは、ひとりひとり違うもの。
人生も人それぞれ。
しかしながら、同じ人間、同じところもたくさんあります。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/16744/
この記事の目次
「私達は皆、幸せになることを目的に生きています。私たちの人生は一人ひとり違うけれど、されど皆同じなのです」
by アンネ・フランク(「アンネの日記」著者、ユダヤ系ドイツ人)
誰もが幸せになりたいと願うもの。
ひとりひとりは違うけれど、同じところもいっぱいある。
もうしばらく掘り下げていく。
<アンネの日記>
アンネ・フランクは、ユダヤ系ドイツ人として生まれ、
ユダヤ人迫害政策のなか、アムステルダムで隠れて暮らしていた。
見つかれば、捕まり、殺されてしまう。
気づかれないように暮らす毎日。
外出はおろか、気軽に声を出すことも、
トイレに行くこともままならない。
いつ終わるともわからない、隠遁生活。
そんな暮らしをしていたら、
絶望したり、意欲を失ってしてしまうかもしれない。
アンネの日記は、そんな状況の中綴られていた。
<言葉のチカラ>
アンネは、そんな身動き不自由な生活の中、
喜びや、楽しみを見つけていった。
単調になりがちな生活の中、いろいろなイベントをしたり、
発見をしたり、恋をしたり。。。
何より、日記に気持ちを打ち明けることによって、
自分の活力にしていった。
言葉のチカラを自分のエネルギーにしていった、
と言ってもいいかもしれない。
<幸せを求めて>
誰しもが幸せを求めている。
それは、ユダヤ人だから違うというものではない。
どんな人も幸せを求めて生きている。
もちろん、何が幸せなのかは、
人それぞれ違うかもしれない。
アンネたちにとって、行きたいときにトイレに行けるのは、
実に幸せなことだったかもしれない。
幸せは状況によったり、それまでの人生で培ってきた
考え方に依存していたりする。
<幸せ>
自分にとって、何が幸せなのか、
改めて考えてみたい。
その答えは、ひとりひとり違っていていい。
また時間とともに変化していってもいい。
ただ、何が幸せなのか気づき、意識していると
その幸せを見つけやすくなる。
極限の生活のなかでも幸せの大切さに気づいていたアンネから
学ぶことはありそうだ。