気づきの伝道師 藤井一規です。
流行はやってきては、廃れていきます。
過去の流行のファッションなどをみると、
どうしてこれが流行ったのか?
理解できないようなものもあります。
流行について、しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/16783/
この記事の目次
「廃れた流行ほどゾッとするものはない」
by スタンダール(フランスの小説家)
流行になっているものに興味を惹かれ、
飛びついてみることもあるかもしれない。
これらの流行は、誰かによって作り出されていることが多い。
もうしばらく掘り下げていく。
<流行の誕生>
今年の流行は、、、
毎年、今年の流行が作り出されている。
数年もすれば、過去流行したものを振り返ってみると、
なんでこんなものが!?
と思うものもあったりする。
もちろん、技術革新によって新しい素材や機能が実現されることで
新たな流行が生まれることもあるが、
10年、20年というスパンで考えてみると、
ある程度の年数が経てば、同じような流行が繰り返したりする。
<流行はつくられる>
流行は、今の標準とは異なるものだから、
新しい変化が生まれる。
私たちは、変化が起きない状態が続くと、
退屈に感じるようになっていく。
変化があると、興味をそそられる。
それは、生きるエネルギーを発揮することでもある。
人はどこかで変化を求めていく。
以前は、特定の人たちだけが流行を生み出していた。
自分たちに都合のいい流行を生み出せばいい。
しかし、現在は別のタイプの流行の生みの親が生まれてきた。
それは、インターネットが普及し、個人が
広く世界に発信する能力を持つようになったからだ。
<流行を振り返る>
先に書いたように、昔流行したものを見返してみると、
どうしてこれが流行したのか、
わからないようなものがある。
今まで違うものを取り入れようという意識は、
誰にでもあるもの。
違うということが優先され、
それが必要なことかどうかは、置いてきぼりになっていたりする。
違うことを意識できると、他者とは違うという自分の存在価値が感じられる。
<流行にのる是非>
流行にいち早く乗ると、多くの人たちが自分の後ろにいることになる。
そう自分が先頭にいるような感覚を得ることができる。
こうして「流行だ」とされたものに飛びつく人たちが生まれてくる。
「流行」に敏感であることは、悪いことではない。
自分の表現のひとつになるからだ。
ただ、単なる流行は長くは続かない。
廃れた流行には悲しくなるようなものが多い。
本質的な大切な何かが欠けているから、廃れてしまう。
それに流行だからといっても、自分に合わないことだとしたら、
損失のほうが多くなってしまう。
自分が何を優先したいのか、意識してみてもいい。