気づきの伝道師 藤井一規です。
その人のことを知ろうとするときに、
試練を与えようとすることがあります。
試練を乗り越えることができるかどうかで、
見極めようとするものだ。
しかし、困難を乗り越えることは案外できてしまいます。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/16995/
この記事の目次
「大抵の人は災難は乗り越えられる。本当に人を試したかったら、権力を与えてみることだ」
by エイブラハム・リンカーン (米国の第16代大統領)
生きようという意欲を持ち続ける限り、
大抵の人は災難を乗り越えることは、出来てしまうもの。
しかし、評価が高く、優秀な人だからと権力を与えてみると、
それまでと打って変わったことが起きたりする。
もうしばらく、掘り下げていく。
<困難を乗り越える>
誰しも何らかの困難に出遭い、
それを乗り越えようとする。
ときには災厄に見舞われるようなこともある。
それでも、生きる意欲を持ち続ける限り、
何とかしようとするし、実際何とか乗り越えることができるもの。
特に年齢が若いうちは、無我夢中で取り組んだりできる。
そして、その成果を認められれば、喜びにつながっていく。
組織にメリットをもたらせば、なおさらのことだ。
<権力の効果>
その実力を認められるようになると、
次第に権限の範囲が広がってきて、
そのうち、大きな権力も与えられるようになったりする。
すると、誰か他の人に指示を出して、
貢献につながることをさせることが始ってくる。
今までは、自分が全て直接手を下していたが、
誰かにさせることができるようになる。
しかし、この権力という奴は、
ときに相手のことをないがしろにしてしまったりする。
<思い上がり>
権力を得ると、他の人のチカラで、
結果を得ることができるようになってくる。
他の人が実行したのにもかかわらず、
自分自分がやったような感覚を持ってしまったりする。
実行した人たちのおかげを忘れて、
自分のことだけを考え始めたりする。
一言で誰かが動くから、その一言が招く大変さへの
意識が薄れてしまったりする。
<権力の使い方>
権力は思わぬ暴力になってしまったりする。
権力を得たとたん、仲間への態度が大きく変わってしまう人がいたりする。
もちろんリーダーは甘い顔ばかりはしていられない。
けれど権力の怖さを知って、適切に使うことができるか、
人を大切に扱うことを忘れずにいられるか、
むやみに使うまえに、よく考えてから使いたい。