気づきの伝道師 藤井一規です。
困っていることの答えが見つからなくて、
悩んでいる人は多いものです。
問題があいまいなのに、
答えを出すことにばかり意識をもっていっていると、
答えを見つけることは困難だったりします。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/17010/
この記事の目次
「質問にたどり着いたなら、答えはすぐそこだ」
by ラルフ・ワルド・エマーソン(米の思想家、哲学者作家、詩人、エッセイスト)
問題を解決するには、答えをみつけること。
そう考える人は多いかもしれない。
しかし、いきなり答えに意識を向ける前に、
質問に意識をむけてみたい。
それはなぜなのかを含め
もうしばらく掘り下げていく。
<実は決まった正解はない>
考えてみたい。
学校のテストで事実や論理の正しさを求められているのとは違い、
人生で直面する問題を解決する方法は、一つではない。
こういう方法でしか解決できない。
というものとは違う。
例えば、パートナーを見つけたい人が、パートナーを見つけるためには
いくつもの方法があるはずだ。
直接的に、
合コンにいくのもいいかもしれないし、
結婚相談所に登録するのもいいかもしれない。
婚活サイトを利用する人もいるかもしれない。
出会いを求めて、何かの活動に参加するとかも。
それ以外にも
何かに一生懸命取り組んでいたら、
そのあなたを素晴らしいと認めてくれる人が現れるかもしれない。
自分を磨いていたら、魅力的に思ってくれる人が現れたりする。
そう、一つの課題を解く方法は数限りなくなくあると言っていい。
しかし、それは、課題をあいまいなままにしてしまいがちになる、
という問題点もはらんでいる。
<頭と心を働かせる>
「パートナーが欲しいけれどいない」という課題で考えると、
その解決方法を見つけようとするとき、
「パートナーが欲しいけれどいない」のままで答えを探そうとすると
出てくる答えは、ポイントがずれてしまいがち。
それを解消するために誰かに答えを教えてもらおうとしても、
もともと答えはいくつもあるものだし、
「そうかもね。。。」くらいしか、
あなたの心にヒットしないもののほうが多かったりする。
まず、自分の頭を働かせることを考えたい。
それには、自分に質問を投げかけてみる。
人は質問されると、答えを求めようとする。
頭や心を使い始めることができる。
もちろん、答えたところで何の成果にもつながらないこともある。
しかし、それは質問がマッチしていなかったってこと。
そういうときは質問を変えてみる。
そして、出てきた答えが意味するところを考えてみる。
<行動してみる>
多くの人が、「出会いがない」と言ったりするけれど、
では、出会いを増やすためにどんなことができるの?
というところに、積極的に踏み込んでいなかったりする。
だれかから、答えを出してもらって、それに乗ってみるのも
一つのアイディアだけれども、
自分で答えを出して動いたのとは、
積極性に違いが出てくる。
どんな人を望んでいるのか?
についても、漠然とさせたままになりがち。
明らかになっていれば、
そういう人たちと出会うにはどうすればいいか?
どのようにすれば、お互いをより深く知ることができるか?
考えを進めることができる。
そしてその考えを実際に行動していって初めて変化が起きるもの。
初めからうまくできなくても、まずは質問を
自分にしてみるところから始めたい。