気づきの伝道師 藤井一規です。
あきらめなければならないことってあるものです。
しかし、あきらめには2種類があると言われます。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/17087/
この記事の目次
「あきらめには、二つの種類がある。一つは絶望に根ざし、もう一つは不屈の希望に根ざすものである」
by バートランド・ラッセル(英の哲学者、論理学者、数学者、貴族)
何かを実現しようとして、うまくいくこともあれば
うまくいかないこともある。
そのとき、絶望だけを抱えてあきらめてしまうのか、
希望をもってあきらめるのかがあるようだ。
もうしばらく掘り下げていく。
<夢の効用>
夢を持つことの大切さは言うまでもない。
目指す夢を持っている人と、持っていない人とでは、
到達するレベルに大きな差が生まれてくることが知られている。
一流のスポーツ選手が、子どものころから
高い目標を掲げていたことはよく話題に上る。
オリンピックで金メダルをとる、1億円プレーヤーになる・・・
夢を持つことは素晴らしいことだ。
取り組む意欲、エネルギーを与えてくれる。
<夢破れるときもある>
しかしながら、夢は必ずしも叶うとは限らない。
金メダルをとれるのは4年に一度、その競技種目で世界中でたったひとりだ。
いくら才能があっても、ケガや病気になってしまうことだってある。
不幸な事故に巻き込まれたり、お金や環境の問題が起きるかもしれない。
それ以前に、実は求められる資質が自分には合っていないことだってある。
どこかで、今の夢を追い続けるべきかを
冷静に考えたほうが良かったりする。
<絶望か、希望か>
夢が実現しないと思ったとき、
絶望だって考えてしまうかもしれない。
その夢でなくては!と思っていたとすれば、
ひどく落胆してしまうかもしれない。
しかし、それは新たな希望の始まりだ、と考える人もいる。
夢は一つの形を想うものだけれど、
本当に手に入れたいものは、
それまで夢として目指していた形以外でも良かったりする。
たとえば、一流のプロスポーツ選手を目指していて、
本当に一流の選手になれるのは、ほんの一握り。
たくさんの競争相手がいるからこそ、トップレベルはすごい。
一握りの人は以外は夢を手にはできないことになる。
しかし、トップレベルに立てなくても手にすることができるものがある。
プレーヤーにもなれない人にも、自分にはコーチのほうが向いていたなど、
より自分を活かす道があるとわかったりする。
<希望はある>
もし、あなたの夢が、自分の幸せのためなら、
何かをあきらめることになったとしても
手段は違っても必ず実現する方法はある。
もし、あなたの夢が、多くの人のためになることなら、
あなたのチャレンジの心は、決して無駄にはならない。
絶望感を抱えしまっても、希望の灯はどこかに必ずある
と覚えておきたい。