気づきの伝道師 藤井一規です。
何かを待ち焦がれる気持ちって、うれしい。
手に入るとわかっているなら、なおさらかもしれません。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/17118/
この記事の目次
「もうすぐ手が届くとわかっているものを待ち焦れることほどすばらしいものはないわ」
by グレタ・ガルボ(スウェーデン生まれの女優)
手に入らない可能性が高いものを待つときより、
手に入りそうなものが、手に入るまでのほうが、
わくわく度合いが違ってくる。
もうしばらく掘り下げていく。
<ショッピング>
買い物にいき、現物を確認し、お持ち帰りする。
この流れがお決まりだった時代は変わって
通信販売そして、さらにはインターネットショッピングが生活の中に定着してきた。
店頭にある現物だけでなく、欲しいものを
お取り寄せをした経験のある人も多いかもしれない。
もちろん、手元に届いてからが
商品が役に立つ時間になるのだが、
注文してから、届くまでの時間が
大きな楽しみになっていたりする。
届いたら、こうして、ああして、なんて楽しみ!
手に入るとわかっているものを待つ時間は、
お楽しみの時間になるのだ。
<想像と現実>
私たちの体験は、現実に起きたことを見て、聞いて、感じること。
しかし、実際には起きていなくても、
起きているかのような想像をすることができる。
人間の想像力は偉大だ。
想像していることと、実体験とがほとんど同じレベルでの
体験にすることが可能だと言われる。
<手に入るまでの想像を楽しむ>
実際には手に入っていないうちから楽しめるということは、
楽しみの量が増やせるということでもある。
いきなり欲しいものを手に入れてしまうという手もあるが、
わざわざ、手に入るまでの間を楽しむ可能性がある。
手に入れたいものがあるとき、
いかに早く手に入れるかに意識が向かいがちだけれど、
手に入るまでを楽しむという選択肢があるのだ。
<人生を豊かにするために>
手に入るかどうか、わからないものを漠然と想像しているよりも、
これは手に入りそうだと、わかっているものを
これから手に入れようとするときは、
おまけのお楽しみが増えていくってことだ。
もちろん、遠大な、壮大な夢をもっていい。
ただ、もうすぐ手に入るって、待ち焦がれるときのワクワクを
もっと活かしてもいいかもしれない。