気づきの伝道師 藤井一規です。
人間は社会生活を送るようにできている。
しかし、ときには孤立してしまうこともあるし、
孤立を恐れて、自分らしくあることを忘れてはならない。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/17167/
この記事の目次
「孤立することが悪いなんてちっとも思わない。僕にとっては最高の気分さ」
by アンディ・ウォーホル(米の画家、版画家、芸術家。ポップアートの旗手)
芸術家にとって、オリジナリティを持つことは大切なこと。
つい誰かと同じかどうか、
同じでいられているかを気にしがちな人も多いけれど、
おひとり様だから良いこともある。
もうしばらく掘り下げていく。
<はみ出し者>
私たちは、社会生活を円滑に送るための
ノウハウを大切にしている。
人は、社会を構成することで、
効率を上げ、繁栄することに成功している。
だから、社会から外れる者を嫌ったり、
はみ出し者を、追い出したりすることがある。
特に日本人は、均質化を好むとされていたりして、
周りとうまくやろうとする意識が高いほうかもしれない。
<大衆化>
しかし、平均化、均質化が進むと、
ひとりひとりの存在の意義が失われていく。
自分でなくても、他の誰かですぐに代替が利くような状態は、
大量生産された人形の集まりのようなものになっていく。
周りの意見に流され、おもしろそうなことには、みんなが飛びつく。
飛びつくのも速いが、離れていくのも速い。
刹那的で、短絡的になっていきがち。
ヒトラーやムッソリーニを生み出したのは、
大衆化した人々が民主主義の名のもとに
一気に偏った選択をしたから。
<個性の発揮>
ひとりひとりが存在感を発揮する社会では、
それぞれが個性を発揮し、独立した存在である。
自分なりの考えや、信念をもち、
空気のようなものにすぐに流されることはない。
そう、孤立というとマイナスなイメージを持ってしまうかもしれないが、
自分ならではであったり、自分の個性をしっかり持つことは、
歓迎されることだ。
こうした一人一人が、それぞれを活かしながらつながって
社会を構成していく。
<自分らしく>
そう。孤立は恐れるには足りない。
もちろん、独りよがりなものであってはならないが、
自分らしさを持ち、個性を発揮していく、独立した存在でありたい。
そして、それぞれの個性を活かすことが
できるような社会にしていきたいもの。