気づきの伝道師 藤井一規です。
世の中には辛いことがいっぱいあります。
しかし、大変な境遇に遭ってしまった人も、
前向きに生きていくことができます。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/17197/
この記事の目次
「世の中はつらいことでいっぱいですが、それに打ち勝つことも満ち溢れています」
by ヘレン・ケラー(米の教育家、社会福祉活動家、著作家)
大変なハンディを負っていたヘレン・ケラー。
初めは悲しみ、嘆いていた彼女も、
生きることに大きな価値があると考えるようになり、
人生を楽しんでいた。
もうしばらく掘り下げていく。
<辛いこと>
人生に辛いことはつきもの、といっていいかもしれません。
そういったことが何もない、という人はおそらくいないのではないでしょうか?
自分は何も悪くないのに、災厄に見舞われた人もいる。
別に本人が何かしたってわけではないのに、
障害を抱えて生まれてくる子もいる。
一生懸命生きていても
たまたま病にかかってしまう人もいる。
突然大切な誰かが命を奪われてしまうようなこともある。
この世には理不尽なことにあふれていると言ってもいい。
<ヘレンの世界>
ヘレン・ケラーは、視覚・聴覚を失っていた。
もし、自分が見ることもできず、聞くこともできないのだとしたら、
世界はどんなものだととらえているだろう?
闇の中を、あてもなくさまよっているような感覚かもしれない。
苦しみや辛さばかりがあるような、
そんな感覚になってしまうかもしれない。
興味をひくものなんて何もない。。。
<気づきさえすれば>
しかし、サリバン先生によって、
身の回りに、素敵なものがいっぱいあることに気づくことが出来た。
苦しみや辛さだけしかないと決めつけていただけで、
たくさんの興味をひくもの、うれしくなるもの、楽しくなるものが
あることに気づくようになった。
生きていくことの喜びをかみしめることができるようになっていった。
<世界は彩様々>
今がたとえどんなに大変な状況にあったとしても、
必ず何か、生きる意欲を掻き立ててくれるものが身近にある。
あるけれど、気づいていないだけ、楽しめなくなっているだけなのだ。
意識が嫌なもののほうばかりに向かってしまい、
マイナスなものばかりを捉えては、悲嘆に暮れてしまっていたりする。
実は、素晴らしいこと、わくわくすること、期待でドキドキしちゃうようなことが
身近にあるのに、気づけないままになっていたりする。
ほんのちょっとしたことであっても、
喜ぶこと、楽しむこと、興味を持つことで、気づくことが変わっていく。
世界にはプラスもマイナスも、辛いこともよろばしいことも
様々なことであふれている。
様々な色のものがあるように。
どんなものに焦点を当てて生きているかの違いだけだったりするってことを
伝えてくれている。