リーダや上司の心得
気づきの伝道師 藤井一規です。
組織が大きくなれば、リーダや上司と、メンバや部下との関係も生まれてきます。
どのような関係がより望ましいのか、
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/17276/
この記事の目次
「上司という立場にいるのなら、任せる部分はきちんと部下に任せておいて、あとはうまくそれらを機能させるというやり方を取るべきだ」
by 落合博満(プロ野球選手、プロ野球監督)
従来からある、上司が部下を束ねるという図式の組織ばかりではなくなった。
しかし、なんからのチームとして活動することは常にあり、
そこにはリーダが存在している。
そして、マネジメントが求められる。
もうしばらく掘り下げていく。
<任せられない上司>
リーダや上司の立場にあるなら、
何を大切にして、何を実現していくのかをメンバが理解できるように伝え、
メンバが自主的に動くことができるような環境を整えることで、
チームが機能していく。
ここでありがちなのが、メンバに任しきれないケースだ。
メンバが言われたことだけしかしないとすると、
チームの生産性は下がってしまうことになる。
しかし、意外にメンバに任しきれないケースはよくある。
一つのことを実現する方法は、何通りもあり、
リーダや上司がベストだと考える手法だけとは限らない。
メンバの経験や力量にも依存はするけれど、
つい事細かなことまで口や手を出してしまい、
じゃあ、余計なことはしないでおこうと
メンバが考えてしまうような状態になるケースは多い。
<丸投げ上司>
また、ありとあらゆることを丸投げしてくるケースもある。
上層部からの要求内容をただメンバに対して
そのまま投げるだけになっているケースだ。
ときに真っ正直に取り組めば、
ものすごく煩雑になるばかりになってしまうことも多い。
ざっくりの結果で良いものか、
きっちりとした詳細が必要なものか、
見極めて伝えていくのかどうかだけで大きな違いが生まれたりする。
メンバそれぞれに実行責任はあるが、リーダや上司には説明責任がある。
メンバが実行しやすくする環境を整えたり、
意欲が湧くように伝えたり、課題解決のサポートをしていくことは
リーダや上司の重要な役割だ。
<有効に機能しあって>
リーダ・上司とメンバとが、お互いに望ましいコミュニケーションをとりながら、
自主的に動いていくようなチームにしていきたいもの。
リーダや上司は、メンバの意欲が湧くようにしながら
目標やターゲットを達成するようにもっていくことが求められている。