気づきの伝道師 藤井一規です。
チャンピオンになろうとすれば、トレーニングを積む必要がある。
トレーニングなしでトップに立てるほど、
甘いことはそうそうないでしょう。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/17297/
この記事の目次
「俺はトレーニングが大嫌いだった。でも、自分にこう言い聞かせたんだ。『絶対にあきらめるな。今は耐えろ。そして残りの人生をチャンピオンとして生きろ』」
by モハメド・アリ(米のプロボクサー)
トレーニングが嫌いだったという、モハメド・アリ。
しかし、トレーニングしなければトップに立てないこともわかっていた。
どのようにすればトレーニングする気になるのか?
もうしばらく掘り下げていく。
<トレーニングに耐える>
チャンピオンになろうとすれば、トレーニングは必要だ。
トレーニングそのものを楽しめるようにすることができたら、
とても素晴らしいこと。
しかし、なかなかそうはいかない。
目指すところが高ければ高いほど、
今の自分とのギャップが大きければ大きいほど、
トレーニングは、辛く、苦しいものになりがち。
そして、本来は取り組むことが楽しかったはずのことが、
辛く、苦しいものになっていく。
いつの間にか、手段だったはずのトレーニングが、
トレーニングすることそのものが目的になってしまったりして、
やりたいはずのことが、やりたくないことに・・・なんてことがある。
<手に入れたいものは具体的に>
アリは、チャンピオンになるところを目指したのではなく、
チャンピオンになり、チャンピオンとして生きている姿をゴールとして描いた。
もし、チャンピオンである自分がそこにいるとしたら、
どんなたたずまいで、どんな表情で、
何を大切にして、何をしているだろう?
きっと具体的なイメージや、音・声、
そしてその場にいたらこうだろうっていう感覚も
リアルに感じられるかもしれない。
これなら絶対手に入れたいっていう
未来を描いていきたい。
<あきらめない>
一流の才能を持っている人たちがあつまっている世界で、
トップをとろうというのだ。
生半可なトレーニングではトップをとることは難しい、
そんなとき、手に入れたいものが明確かどうかが、
大きな違いをもたらしてくる。
明確でないままだと、心や身体が、
直観的、本能的に求めようとする気持ちが起きにくくなる。
明確で、むくむくと意欲が湧いてきて、手に入れるまでは頑張ろう!
という気持ちになりやすくなる。
本能的に求めてしまうようなものを設定することが
あきらめないことにつながっていく。