気づきの伝道師 藤井一規です。
国を治めるような、大きなことを成すには
どのようにしていけば良いのでしょうか?
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/17436/
この記事の目次
「一国を治めるものは、まず手近く自身からしなければならない。親子兄弟一族の治めがついて、さしつかえがないというに至ったならば、この秘法はたちまちに万機に応じることができる」
by 山岡鉄舟(幕末から明治時代の幕臣、政治家、思想家)
とてつもない大きなことを成すためには、
身近な小さなことをうまく治めることをまず考えたほうがいい。
これは、国を治めるようなことにも当てはまるし、
ビジネスを成功させようとするときにも当てはまる。
もうしばらく掘り下げていく。
<大事を成すには>
大きなことを成そうとするとき、
目の前の小さなことを放置してしまうことがある。
小さなことにとらわれてしまって、
大事を成すことができなくなってしまうと考えるからだ。
しかしながら、目の前の問題を解決できないのに、
大きな問題を解決しようとしてもそうはうまくいかない。
例えば、一つの家族で起きる問題は、
別の家族でも起きる可能性がある。
よほど特殊なケースでない限り、
相当数の家族で起きる問題なのだ。
<具体的なほうが動く>
たくさんの人を喜ばせようと考えるとき、
喜ばせる相手を具体的に思い描くことができなければ、
どうすれば喜んでもらえるかがはっきりとしないことになる。
しかし、具体的に喜ばせたい人を絞り込むことができるなら、
どうしたら喜んでもらえるかがわかる。
思い込みを防止するために、実際に喜ばせてみてもいい。
すると、あなたは、その相手と同じような価値観を持った人を
喜ばせることができることになる。
そしてそれは、実はとてもたくさんの人だったりする。
具体的な対象を思い浮かべることができたほうが、
確実だし、あなたのオリジナリティも出しやすい。
<大事を成すにはまず目の前から>
だから、まずはあなたがうまくいかせたいと願う、
具体的な誰かに対して、うまくいくように取り計らってみる。
それができたら、あとは簡単に応用が利いたりする。
ちょっとアレンジしたら、別の誰かの役に立ったりする。
大きなことを成そうとして、
誰の心にも響かないことをしても仕方がない。
まずは手近なところから始めていけばいい。