気づきの伝道師 藤井一規です。
誰かを抑えつけたり、コントロールしようとすることに
一生懸命になっていると、
出来なくなってしまうことがあります。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/17688/
この記事の目次
「他人を押さえつけている限り、自分もそこから動くことはできない」
by ジョージ・ワシントン(米の軍人、政治家、アメリカ合衆国初代大統領)
他人を抑えつけようとするとき、自分もその場から動けなくなる。
なるほど!のひとこと。
相手をコントロールしようとすることは、
自分にも制限を加えようとしているということ、というのは
意外に気づきにくいことかもしれない。
もうしばらく掘り下げていく。
<抑えつけているのは上位者か?>
相手のことを物理的に押さえつけようとするとき、
あなたは、相手よりは上位にいるように思うかもしれない。
しかしながら、相手と同じところにいて、
相手を動けないようにすると同時に、
自分もまた、その場から動けない状態にある。
上位にいるようで、相手とたいして変わらないと言える。
抑えつけようとすることは、
自分のことも制限することになってしまうのだ。
<心や考え方について>
物理的、肉体的でないことで、
例えば、誰かの考え方や思いをコントロールしようと考えることもありうる。
自分の考えを押し付けようとしたり、コントロールしようとすることだったりする。
自分がこだわっている考えに敏感になり、やめさせようとすることに
より意識が向かってしまいがち。
周りを自分の思い通りにしようとすることは、
ときに自分の考えや思いを硬直させてしまうものなのだ。
<本当に素晴らしいもの>
本当に素晴らしいものは、あなたが押し付けようとしなくても
素晴らしいということが伝われば認められ、拡がっていく。
強制して従わせる必要はない。
もちろん、従来の考え方や行動様式と
大きな差があるときには、近づいてもらえないこともある。
しかし、あなたがその素晴らしさを実感し、
それ享受していることが伝われば、
興味を持つ人たちは現れてくる。
素晴らしさに触れる機会を用意し、
その素晴らしさを実感してもらえれば、自然に仲間は増えていく。
そのほうが、強制的に従うようにされた人よりも、
もっと積極的に取り組んでくれたりする。
強引にしなくても、望ましくなっていくアプローチはきっとある。