気づきの伝道師 藤井一規です。
幸せになりたい!
誰もが望むことかもしれません。
しかし、幸せじゃない日常をどうしたらいいのか、
思い悩んでいたりします。
幸せそうなまわりを羨んでしまったりします。
幸せになることについて、しばらく考えていきます。
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http://shitsumon-alacarte.com/mental/17763/
この記事の目次
「ただ幸福になりたいと望むだけなら簡単だ。しかし他人よりも幸せになりたいというのならば、それは困難だ。我々は、他人はみんな実際以上に幸福だと思っているからだ」
by シャルル・ド・モンテスキュー (フランスの啓蒙思想家、法律家、歴史家)
他人より幸福になるのは難しいというモンテスキュー。
たしかに、考えてみれば人より幸福になったかどうかなんて、気にする必要はない。
自分が幸福かどうかのほうが重要なはず。
しかし、幸福になりたいと望めば、簡単に幸福になれるものなのだろうか?
そして、他人と比べて不幸を感じることからどう抜け出せばよいのだろう?
もうしばらく掘り下げていく。
<幸せはやってこない>
幸せになりたい。
誰しもが望むことなのだけれど、
幸せはやってくるもの、与えられるものだと思っている人は多い。
とてつもないラッキーや、幸福が
天から降ってきたり、白馬の王子や、お姫様が持ってきてくれるのを待っているが、
どうもそういうことはめったに起きなかったりする。
たしかに、単なるラッキーで幸せになっているように見える人たちがいるので、
どうして自分には与えられないのだろう?
と思ったりするけれど、
どうやら、
幸せはやってくるものではない。
と考えたほうが自然だ。
<幸せになるには>
「幸せはやってくるものではない」
と伝えたら、
「え、じゃあ私、幸せになんてなれないじゃないですか!」
といった方がいらっしゃっいました。
「私は誰であっても幸せになれると信じています」
「幸せがやってこないものだとしたら、どうします?」
「もちろん、あなたが望むなら、一生待ち続けるという方法もあります」
私たちは、与えられないとできない、なれない
と勘違いしてしまうことがある。
しかし、そんなことはない。
<幸せになろう>
幸せは自らなっていくもの。
そして、幸せの基準は他人に求めるものではなく、
自分自身が幸せと感じるものを見つけて、感じ取っていくもの。
ときには時間をかけて、さらなる幸せをつかみ取っていくもの。
今、この瞬間生きていられることだけでも、
ものすごいラッキーだって感じることができる。
私たちは多くのおかげがあって、生きていられる。
既にあることも、幸せだと感じ取れば幸福感を得られる。
そして、さらに手に入れたいものは何なのか?
幸せは与えられることでなれると考えるよりも、
自ら感じ取っていくもの、なっていくものだと考えたら、
気づくことがきっとある。