気づきの伝道師 藤井一規です。
プロと呼ばれる人たちは、自分の技術を磨くことを大切にしています。
一流と言われる人であれば、人並み以上の努力をしています。
どのようにして続けているのか、
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/17966/
この記事の目次
「もう打てないんじゃないかという恐怖は、常について回るんです。
結果を残してきた人ほど不安と戦ってきたはずだし、恐怖心を持っていない人は本物じゃない。
その怖さを打ち消したいがために、練習するわけです」
by 王 貞治(元プロ野球選手・監督)
どのくらい恐怖を感じるかは、人に依るのかもしれない。
しかし、生活しているプロであれば、いかにして限られた枠に残っていくか、
毎年入ってくる新人、成長してくる後輩よりも高いレベルで居続けるために、
練習を積み重ねていく。
油断していれば、追い抜かれ
自分の居場所を追われてしまうかもしれない恐怖と戦いながら。
もうしばらく掘り下げていく。
<ズレていく、ブレていく>
野球でいえば全日本のチームで4番を打つような選手でも、
日々を過ごすうちに、フォームは少しずつずれていってしまうのだという。
少しくらいズレても、打つことができたりする。
しかし、そのズレが次第に大きくなったり、
何かのきっかけで、大事な感覚が変わってしまい、
あるときぱったりと打てなくなってしまうようなことがある。
日常生活のどんな動作でも、
全く同じようにしているつもりでも、
気づかないうちにひとりひとり、妙な癖がついてしまったりする。
ずっとうまくいっていると慢心してしまうと、
気持ちの面でもブレてしまったりする。
<一流選手の恐怖>
あのイチロー選手ですら、スランプに陥ったシーズンがある。
あれほどルーチンを大切にし、健康に気を遣っていても
ズレやブレがやってくる。
新しいことにチャレンジしようとして、
結局は自分には合わなかった、なんてこともある。
恐怖を練習で打ち消していく、
そんな感覚があるのかもしれない。
王選手にしても、その恐怖を乗り越えるために
練習を繰り返してきたのだ。
<明日のために>
どんなに素質があり、能力を持っていても、
それを磨いていかなければ、一流にはなれない。
練習を積み重ねたという自信が、
恐怖を打ち消してくれる。
そして一流であり続けるためには、
慢心せずに、練習をしっかり続けることが大切。
それが自分の武器なのであれば、誰にでも言えること。
また、時を経ること、年齢を重ねることで、
どうしても変化がやってくる。
常に、より望ましい練習はないものか?
求め続けていくのも重要になっていく。
【もう打てないんじゃないかという恐怖は、常について回るんです。
結果を残してきた人ほど不安と戦ってきたはずだし、恐怖心を持っていない人は本物じゃない。
その怖さを打ち消したいがために、練習するわけです】