気づきの伝道師 藤井一規です。
自分を変えたいと考えている人は多いでしょう。
自分を変えるために、効果的なものは
悪い習慣をやめて、良い習慣に変えていくことだと言われます。
しかし、なかなかうまくいかなかったりするものです。
習慣を変えていくことについて
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/18277/
この記事の目次
「この世の不幸は、良い習慣をあきらめるほうが、悪い習慣をあきらめるよりも、ずっと簡単だということにある」
by ウィリアム・サマセット・モーム(英の小説家、劇作家)
せっかくの良い習慣をあきらめるほうが、
悪い習慣をあきらめるより簡単。。。
これは困ったこと。
それはなぜなのか?どうすればよいのか?
もう少し掘り下げていく。
<悪い習慣の魅力>
悪い習慣をやめたほうがいいってことは、
誰もがわかっている。
しかし、これがなかなかやめられなかったりする。
それは、悪い習慣をするメリットがあるからだ。
悪い習慣をすることが、まずいことだとわかっていても、
何か得ているものがあるからしてしまう。
ダイエットをしようとしていても、
美味しそうな甘いものを前にしたら、
美味しい思いをしたい気持ちが起きてきたりする。
<良い習慣は繰り返す>
良い習慣には、それだけの良い点がある。
習慣を定着させるためには、続けることが重要なので、
早めに何らかの好ましい結果が出るとうれしい。
取り組むことで、好ましい結果が出てくるとうれしいし、
続けてやりたくなってくる。
3週間、21日間繰り返すことができると
定着させられるとよく言われている。
21日間の達成がわかるように、その日できたらシールを張ったり、
目指していることが向上しているか測定したり、
21日間の間にも成果を感じられるように工夫をしておきたい。
<良い習慣を楽しむ>
繰り返すことが良い習慣の定着には重要。
ただ、それが我慢の上に成り立つような場合、
どこかに本音を押し殺しているような状態となっている。
どこかに無理を感じながらやっているってことだ。
だから、取り組むこと自体に楽しみを加えたい。
例えば、友達や親しい人と、一緒に取り組むのもあり。
一人では大変でも、仲間がいればできるかもしれない。
一緒ではなくても、「どう?」声を掛け合ったりすることで
意欲が出てくることもある。
そして、取り組むこと自体のなかに、
おもしろさや楽しみを見つけたりできれば、
より繰り返しやすくなる。
せっかく始めた望ましい習慣なら、定着させていきたいもの。