気づきの伝道師 藤井一規です。
心の狭さを感じることがあります。
どんな特徴があるのか、
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/18791/
この記事の目次
「狭い心は、小さなことに揺らぐ」
by ベンジャミン・ディズレーリ(英の政治家、小説家)
残念ながら、心の狭さと付き合っていく必要があったりする。
それが自分のことであったり、他人のことであったりするけれど、
その付き合い方を知っておくことは役に立つ。
もうしばらく掘り下げていく。
<心の狭さの特徴>
自分にも思い当たるところがあって
痛いところだけれど、
人は、心の狭さが発揮されることがある。
その度合いは、その時によって違ったりするのだけれど、
割合が多いと、心の狭い人だって感じられてしまう。
その特徴の代表的なものは、
ちょっとしたことで、すぐイライラする、
自分には優しいが、他人には厳しい、
人の言うことを聞く耳を持っていない、
すぐ否定的になる、
まず、自分への利害、損得を考える
自ら進んで奉仕しようとしない、
などがある。
この言葉の通り、ちょっとしたこと、小さなことであっても心が揺らぎ、
あわててしまったり、心配になって自分を護ろうとする。
<攻撃への対応>
最も困るものは人に対して攻撃的になるところだろう。
攻撃された人が傷ついたり、痛みをうけることになるからだ。
そしてそれが、のちに仕返しとなって返ってきたりする。
しかし、考えてみれば
心の狭さは、自分を護ろうする反応を引き出す。
他人への攻撃的な発言も、自分を護るためのもので、
自分が安全圏だとわかりさえすれば良かったりする。
なので、厳しいことを言われても
適度に流していけば良かったりする。
もちろん、こちらのミスがあれば直す必要はあるけれど、
ある程度のところまで良かったりするもの。
<付き合い方>
生きていくうえで、人との関係を持つ必要がある私たちにとって、
心の狭さを発揮している人との付き合いも避けられないことがある。
人の話は聞かなかったりするが、
自分の言いたいことだけは話しておかないと収まらないので、
偏っていたり、否定的だったりする意見も、まずは、
そういう考えなんですね、と受け留めていく。
誰かから受け取ったありがたさを返していこう
という意欲に欠けているところがあるので、
何かをして見返りを期待していると、がっかりすることになったりする。
期待しないような付き合い方がよさそう。
自分が望んでいないことで頼まれて、
自分の時間を使って、誰かのために何かをしようとはしなかったりする。
なので、まとめ役には着かせないようにした方がいい。
<自分がそうなら>
もし、自分の心の狭さに気づいているなら、
抜け出すことを考えていきたい。
心が狭い人だって感じる特徴を頭に留めておき、
少しずつでも、今、自分が心に余裕があるか、
狭い状態になっているかに気づいていきたい。
もし狭くなっているって感じたら、
まず一呼吸。
自分や周りの様子を、いまいるところよりも
高い位置から冷静に眺めてみる。
どうしたほうが良いか、次第に自然にわかるようになってくる。
人生を考えるとき、
たとえ、今は損でも、将来にとって得になることも多いはず。
目の前の損得や利害ばかりを考えるのではなく、
これが未来につながっていくと考えてみる。
心の狭さとの付き合いかたを考えていきたいもの。