気づきの伝道師 藤井一規です。
最近はスマホなどに時間をとられるようになり、
本があまり読まれなくなったと言われます。
本を読むことについて
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/18875/
この記事の目次
「良き書物を読むことは、過去の最も優れた人達と会話をかわすようなものである」
by ルネ・デカルト(フランス生まれの哲学者、数学者)
本を読むことは、過去の優れた人たちと会話するようなもの。。。
そう考えてみると、本を読むことには素晴らしいメリットがある。
もうしばらく考えていく。
<人との出会い>
本を読もうとするとき、
単に日常で出会う人と会話するのとは違って、
あなたは話したい相手を選ぶことができる。
普段会うことがかなわない人であっても、
その人の考えを学びたいと思えば、学ぶことができる。
歴史上の人物であっても、
書物が残されていれば、その人の一端に触れることができる。
本を読むことによって、
今までの自分になかった発想や考え方と出会うことができる。
一冊の本との出会いが、人生を変えることも珍しくない。
<歴史は繰り返す>
人間は、ヒトとして進化して以来、
大きく変化はしていない。
科学や身の回りにあるものは変わっても、
人そのものはそれほど大差がない。
何千年前の人と同じようにこの世に生まれ、成長し、
やがて死を迎えていく。
その間には、同じような喜びや悲しみがあり、
同じような悩みを抱えたり、
苦しみを経験した人たちがいて、
それらを克服したり、乗り越えてきた記録がある。
せっかくの先人の知恵に触れないままなのはもったいない。
<成長とともに>
同じ本を読んでいても、
心に留まるところは変化していく。
それは自分が成長したり、変化しているからだ。
読んでいる自分にとって興味のあることが取り込まれていく。
親になったときに読めば、子どものときにはなかった
親としての気持ちで、視点で読むことができるように。
今の自分が求めていることにヒットする内容が、言葉が入ってくる。
出会う度に話す内容が変わるように、
書いてある文字は同じでも、自分の変化とともに心に留まることは変わっていったりする。
昔読んだ本も、ときには読み返してみる価値がある。
溢れかえっている情報に押し流されるだけでなく、
ときには自分のペースで本を読むのもいい。