気づきの伝道師 藤井一規です。
人間だけが「笑い」を発明した。
と言われたりします。
笑いは私たちに素晴らしい効果をもたらしてくれると言います。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/18999/
この記事の目次
「楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ」
by ウィリアム・ジェームズ(米の心理学者・哲学者)
私たちはどうやら、笑うことで楽しく楽しい気持ちになるらしい。
なんだか妙な気持ちがするけれど、
私たちの心と身体は密接に関係しているのは確か。
笑うことと幸せについて
もうしばらく考えていく。
<心と身体>
私たちの心と身体とには密接な関係があることは
誰もが感じていることだろう。
しかし、楽しいから笑うのではない、と言われると、
脳が指令を出して身体を動かす、という知識を持っている私たちには、
違和感というか、違うような気持ちがするかもしれない。
では、試しに、普段なら楽しい状況のときに、
一切笑いや、どの筋肉も笑顔に近づくことを止めてみる。
すると、楽しさを感じることができなくなることがわかる。
ところが、特に楽しいことが無くても、
楽しいときに笑うかのように笑顔になってみると、
なんだか楽しい気持ちになってくる。
この事実は、なんらかの身体の動きがあることで、
初めて心が動くことを教えてくれている。
<笑いの発明>
「笑い」人間が発明したと言われるが、
ほかの動物も笑うチカラを持っている。
サルも笑顔をつくることが知られているし、
犬も笑顔を見せてくれる。
表情は意思を示す重要なものであり、
笑顔は、平和であったり仲間であることをしめす重要な役割を持っている。
しかし、やはり人間ほどではない。
人間はコミュニケーションなしには生きていられない。
そのために表情をつくる筋肉を発達させ、
実に豊かな感情を心を持つことができるようになった。
<心を満たす笑い>
考えてみれば、すべての生き物は
次の瞬間、天敵に食べられたり、事故に遭ったりという
命の危険と隣り合わせで生きている。
人間よりも、理不尽な目に遭うことが多いといえそうだ。
にもかかわらず、生き物の中で人が一番苦しみを感じていると言われたりする。
それは、苦しみを感じる心を発達させたからだ。
もちろん、心は苦しみだけでなく、楽しさも、喜びも、
たくさんの感情を感じられるようになった。
良くも悪くも、幅広く、深い経験ができるようになった。
このことにはプラスの面もあればマイナスの面もあるけれど、
マイナスなことがあったとき、プラスなことで心を満たすことができたりする。
「笑い」はマイナスなことに囚われたときに
救いになってくれたりする。
「笑い」を日常に取り込んでいくことで、楽しさをより感じていく可能性がある。
楽しい時間で満たされていれば、幸せになれる。
それは「笑顔」の状態をたくさん作ることで手にいれることができる。
ということは、幸せは自分の意思で手にいれることができるってこと。
今日も笑顔の時間をもつことにしよう。