気づきの伝道師 藤井一規です。
目指すところはできるだけ高いレベルを!
というわけで、高いレベルを設定したとき、
何とか速く達成したい、と考えるかもしれません。
どのようにして手にいれていくか、
しばらく考えていきます。
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この記事の目次
「最も高い目標を達成するには、一歩一歩進むしかないという事実を、頭に入れておかなければならない」
by アンドリュー・カーネギー(米の実業家)
高い目標をインスタント的に手にいれることができるとすると、
すぐに飛びつこうとする人がいるかもしれない。
それが、実を伴ったモノか、形式だけのモノか
しっかり確かめたほうがよかったりする。
もうしばらく考えていく。
<インスタントな道>
例えば、お金を積めば、ある資格が手に入るとする。
その資格がないとできないことがあったりして、
出来れば速く手にいれたくて、実行する人もいるかもしれない。
多くの場合、資格は単なる紙や、称号であって、
本当に価値のあるものが提供できるかのほうがずっと大切。
医師免許がなければ医師として働くことはできない。
しかし、ただ医師免許を持っているだけで、
医師としての知識・経験をもっていなければ、
迷惑そのものになってしまう。
医師としての在り方次第では、
患者にとって、ときには社会にとっても害になってしまうかもしれない。
<気づけるチカラ>
いわゆる「道」と名のつくものは、
心の在り方、取り組む姿勢のほうが、
どんなお免状を持っているかよりも重要だったりする。
そういうことが判るためには、本物と出会ったり、
本物がわかる人と出会ったりして、
自分自身が、その違いを感じ取れる人になっていきたい。
私たちが何気なく手にしているものでも、
いわゆる「本物」と、そうでないものとがあったりする。
もちろん、インスタントにできるからといって、
悪いものばかりとは限らない。
しかし、「本物」がどんなものをか知らないまま、
手抜きなものとだけ出会っていたら、
その違いに気づくことは難しい。
<本物と本物がわかる人と出会おう>
いきなり自分が「本物」と呼ばれるようになったとしても、
実力がなかったら何にもならない。
せっかくの人生、本物と出会う機会を持つようにしたい。
と同時に、本物がわかる人と付き合うようにしたい。
せっかくの本物も、わかる人に教えてもらわないと、
違いに気付けなかったりする。
もちろん、どうでもいい違いもたくさんあるかもしれないが、
違いが判ることで、何気ないところにある
心遣いや、思いを受け取れたりする。
何気ない日常に、ものすごい深みが生まれたりする。
<一歩一歩>
高いレベルに到達するには、インスタントな方法があるかもしれない。
しかし、地道なところ、丈夫にしておくべきところないがしろにすると、
簡単に崩れ去ってしまう可能性も高い。
高級な技ばかりができたとしても、基礎基本がおろそかになっていたら、
ちょっとしたつまづきで、大きく崩れてしまうもの。
しっかりと身についていることがあれば、
そこに立ち返ることができるし、そこをベースに応用を利かせることができる。
「守・破・離」という言葉は、離れ業をやってのけるような人も、
基礎基本の「守」から始めることが大切であることを示している。
目標が高いからと言って、地道に取り組むことがあることを
ないがしろにしてはいけない。