気づきの伝道師 藤井一規です。
生きていると、日の当たるときもあれば、そうでないときもある。
順調なときはいいが、そうでないときどうしていくかが、
違いを作っていくと言われます。
しばらく考えていきます。
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この記事の目次
「その人がどれだけの人かは、人生に日が当たってない時にどのように過ごしているかで図れる。日が当たっている時は、何をやってもうまくいく」
by 勝 海舟(剣術家、兵法家、芸術家)
どんな人にも、日の当たらないときがある。
そのときに、どんな過ごし方をするか。
日が当たっているときは、素晴らしい人を演じることはできても、
何気ないときには、みっともない姿であったりする。
もうしばらく考えていく。
<日が当たる>
うまくいっているときは、波に乗ることができる。
背中を押してくれる風が吹いてくるかもしれない。
日が当たり、注目を浴びていると、
周りの人たちも協力的で、
積極的にサポートしようとしてくれる傾向にある。
日が当たっている人に近づけば、
おすそ分けにあずかることができることも多い。
ちやほやしてくる人や
以前からの知り合いだ、友人だ、というひとが
増えたりするかもしれない。
誰しも日が当たっている間は、
気持ちにも余裕が生まれ、
良い人でいることができやすい。
<何気ないとき、日陰や恵まれないとき>
その人となりに大きな違いが表れてくるのは、
特にスポットライトも浴びていないとき、
日の当たらないとき、ときには理不尽な目に遭っているときだ。
何気ないときに見せる表情や、態度が、
その人のベースにあるものを表していたりする。
街ゆく人を観察していると、
無表情な人が多いけれど、
どことなくうれしそうな人もいるし、
なんだか悲しげな人や、しかめっ面な人もいる。
また、誰かとぶつかりそうになったとき、
人によって、現れる表情が大きく違ったりする。
そんなふとしたときに、その人の傾向が出たりする。
より、どんなことを考える傾向があるかがわかったりする。
<何もないときのほうが長い>
過ごしている時間をよく考えてみると、
日が当たったり、スポットライトを浴びている時間よりも、
そうでない時間のほうが長い。
そういう時間に、どんな考えを持つ傾向があるかが、
その人となりをより構成していくと考えるのは妥当だ。
私たちは、つい、直接誰かとかかわっている時間を重視しがちだけれど、
そうでない時間に何を考え、
何をしているかを振り返ってみる価値がある。
もっと、価値のあること、自分を高めてくれることに意識を向け、
時間をかけてもいいかもしれない。