気づきの伝道師 藤井一規です。
何も考えないでいると、得るものは少なくなってしまいます。
しかし、考えすぎていても得るものは少なくなります。
しばらく掘り下げていきます。
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「余り考え過ごす者は何事をも成し得ない」
by フリードリヒ・フォン・シラー (独の詩人、歴史学者、劇作家、思想家 )
ヒトは、脳を発達させ、考えるチカラを身につけることで繁栄した。
考えることは大変重要なことだ。
しかし、考えているだけでは、何も現実に変化をもたらさない。
この言葉をもうしばらく、より掘り下げていく。
<思考>
思考はすばらしい。
考えることによって、人は繁栄することができたといっていい。
してきた経験や、知り得た知識をもとに、
多くものを生み出し、社会をより効率的なものにしてきた。
今の繁栄は、考えるチカラあればこそだ。
思考は単に今目の前で起きていることだけでなく、
起きていないことを想像することができる。
まさに無限の能力があると言ってもいい。
<想像と現実>
こうした無限の能力を身につけ、
快適で、楽な生活が広くできる暮らしの中にいるうちに、
失敗を恐れるということも増えてきた。
想像力は、今は手にいれるに至っていないが、手にいれていく方向、
より幸せになっていく方向にも働くが、
うまくいかなくて失敗したり、
残念な結果になる方向にも働く。
おかしなことが起きる兆候すらない状態であっても、
ひどい目に遭うことを思い浮かべ、
辛い思いをすることができてしまう。
想像と現実との間には大きなギャップがあるけれど、
私たちは同じように感じることができてしまうのだ。
<行動してこそ>
どんなに素晴らしくても、現実にすることで初めて真に得ることができる。
そのためには実際に行動を起こしていく必要がある。
何らかの行動を起こしてこそ、何かが現実に生まれていく。
あれこれ考えを巡らせ、膨大な時間をかけて心配し、迷い、不安になっていたことが、
実際に行動してみると一瞬で解決してしまったりする。
もちろん、何も考えずにただ闇雲に行動すればよい、というものではない。
しかし、実際に行動してみること、
そしてそこから学んだことを活かしていくことが重要なのだ。
考えすぎていても得られるものは少ない。