気づきの伝道師 藤井一規です。
どんな心のよりどころがありますか?
どんな人にも、自分の支えになったり、安心できたり、元気になれたりする場所は必要です。
しばらく掘り下げていきます。
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この記事の目次
「心のよりどころになる小さな魔法の場所がなければ、生きてはいけないわ」
by マージョリー・キナン・ローリングス(米の小説家)
あなたの心のよりどころは?
と聞かれたら、何と答えるだろう?
たくさん思い浮かぶ人もいるかもしれなし、
なかなか浮かんでこない人や、全く見つからない、という人もいるかもしれない。
心のよりどころについて、もうしばらく、掘り下げていく。
<孤独とつながり>
人は、ひとりひとり別々の身体と心をもっている。
命を授かり、独立の存在として生まれ出て、
周りの人たちとともに成長し、やがてまた死んでいくときには自分一人のみ。
基本は孤独でありながらも、自己を認識するためには
他者を必要とする。
自分というものを認識するために、
自分でないものが必要なのだ。
そして自分ではない、誰かがいることで、
自分と相手との違いに気づくことができる。
それに人は一人では生きてはいけない状態で生まれてくる。
誰かと関りなしには生きてはいけないけれども、
孤独な存在でもある。
<安心安全と訓練>
幼少期に、周りの人たちから愛される経験が不足していると、
心になんらかの傷を負ったままになると言わたりする。
愛をたっぷり受け取る経験をする事で、
愛を与えることの意義を無意識のうちに獲得できるのかもしれない。
もし一人きりで生まれ出てきたとしたら、
とても生き残ってはいけない状況で、
安心安全でいられることの有難さを体験できることは素晴らしいこと。
親であれば、子どもに安心安全の場をもたらすことは重要だ。
もちろん、安心安全が重要だからと、甘やかしてしまうのは考えもので、
いずれは周りと良好な関係を結びながら、一人立ちしていくことを考えて、
成長の段階に合わせて、訓練させていくことも大切。
<心のよりどころ>
成長し、独り立ちすることができたとしても、
ときには自分の心をほっとさせることができるところが必要だ。
どんな人であっても
傷づいたら癒してくれるところ、
疲れたら休ませてくれたり、新たなエネルギーがもらえるところが欲しい。
好きな場所でもいい、親しい誰かや仲間でもいい、ペットもいい。
没頭できる趣味も素晴らしい。
好きな映画や本だったり、旅行だったり、
温泉やお風呂もいいし、大好きな音楽に包まれるのもいい。
心のよりどころをもっていることは
人生を歩んでいくうえで、大切なことになっていく。
小さくてもいいから、一つに限らず、たくさん持っておきたい。