気づきの伝道師 藤井一規です。
人をからかう場面に出くわしたり、
誰かを思わずからかってしまうこともあったりします。
からかうことについて
しばらく掘り下げていきます。
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この記事の目次
「自分以外の人をからかうなんて信じられないわ」
by キャメロン・ディアス(米の女優)
誰かをからかうなんて信じられないというキャメロンさん。
しかし、人をからかう場面って多くあったりするし、
悪意が全くないことも多いもの。
人をからかうことについて
もうしばらく、掘り下げていく。
<からかう心理>
男性が女性に対して気を引きたいときに
からかうことがあると知られている。
ただ、必ずしも好きというわけでもなかったりするので、
理解しがたい行為のひとつとも言われる。
異性への好意をストレートに表現できなくて、
照れ隠しの形で現れる。
相手の気をひこうとするものだが、
悪い印象になってしまうことも多い。
また、自分が困ったり、戸惑った状態をごまかそうとして、
攻撃は最大の防御とばかりにからかったりすることがある。
無意識で出た言葉こそ本音だと、重視する人もいるけれど、
からかう側は自分を守ろうと、必死で
手あたり次第に言葉を投げていたりするので
言った当人が思ってもいない言葉が飛び出すことがあり、
思わぬトラブルになることもあるケースだ。
いずれも本音とはかけ離れた言葉だったりする。
<からかう心理 続き>
それから、場が固まってしまっているようなときに、
からかうことで、笑いをもたらそうとしたり、
その場を和ませようすることがある。
場を明るくしようという意図があるのだが、
言葉選びを間違えると、関係をぎくしゃくさせてしまう可能性がある。
笑いや笑顔を引き出すことができれば効果が得られるのだが
誰かを貶めることになるからかいは
ときに誰かを傷つけるだけになってしまったりするのだ。
それから、ネガティブな意図でのからかいとしては、
自分の嫌だったり、反対する気持ちを
相手をあてこするなどして、冗談めかして言うパターンがある。
<からかい以外の方法を>
からかいの多くは、理解できる意図をもっており、
使われた言葉ほど強い思いがあることはまずない。
しかしながら、言葉そのものには大きなチカラがあり、
全く心にもなかったのに、発することになってしまった言葉が、
相手を大きく傷つけてしまうことがある。
できれば、誰かを貶める形をとる「からかい」以外の方法を
選択するようにしたい。
私たちは、一度うまくいった方法を繰り返し使ってしまう傾向にある。
「からかい」によってうまくいった経験が、
別の機会にも「からかい」を発動してしまいがち。
もし頻繁に使っているのなら、
「からかい」のマイナス面を考え、自分を貶めるだけにして
他の人には、別の方法をとるようにしてきたいものだ。