気づきの伝道師 藤井一規です。
高い能力と技術を持ち、順調に活躍している人でも、
いつまでも順調なままではないかもしれません。
うまくいかない状態が続くと
スランプと呼んだりすることもあります。
ところでこのスランプとはいったい何なのでしょう?
しばらく掘り下げていきます。
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この記事の目次
「スランプなんて気の迷い。ふだんやるべきことを精一杯やって、土台さえしっかりしていれば、スランプなんてありえない。
ぼくはいつも、『オレは絶対打てる』という気持ちでボックスに立っていますよ」
by 長嶋茂雄(プロ野球選手、プロ野球監督)
長嶋茂雄のような特別な人間だからな、
と受け取る人もいるかもしれない。
しかし、スランプなんてありえない。
という考え方は、一考に値する。
もうしばらく、掘り下げていく。
<スランプって?>
プロの選手であってもよく言われるこのスランプという奴。
いったい何なのだろう?
よく言われるのは、好調なときは、
うまくいく身体の使い方ができている。
また、多少のブレがあっても、
自信をもってプレーをすることで、
望ましいほうに意識を向けることができたりする。
しかし、多少のブレだったものが、
気づかないうちに大きなブレになってしまったりする。
それでもしばらくは、運が味方してくれたりして、
ブレがあることに気づかないままになったりする。
あるとき、ふと気が付くと大きく崩れてしまっていて、
崩れた状態が習慣化していて、戻すことが難しくなってしまう。
これが多くのスランプの状態だ。
<スランプだとすることで>
ああ、スランプになってしまった。
実は、こう思うことで、自分をスランプにしてしまっている可能性がある。
スランプとはなにか?という明確な基準はないが、
なんとなく、ある程度長期にわたってどうしようもなくなるような、
そんなイメージがあったりする。
つまり、自ら、当分立ち直れないのだと、
決めつけてしまっている可能性がある。
自信を失ってしまうと、できることもできなくなってしまう。
長嶋茂雄は、天才的なセンスを持っていると思われているが、
優れた考え方をする人であることも事実だ。
そして、考え方は、誰にでもできること。
<きっとできる>
調子にのって、サボったり、
基本からはみ出していったりすると、
あるときうまくいかなくなる。
普段やるべきことをしっかり精一杯やって、
土台をしっかりしておく。
そして精神的にも、
「自分ならきっとできる」
そういう気持ちを持ち続けていきたい。