気づきの伝道師 藤井一規です。
誰しも初めてのことには不安があるものです。
特に自分ならではの世界を切り開こうとする人は
うまくいくかどうかわからない状態に置かれます。
それを乗り越えていく必要があるのです。
しばらく掘り下げていきます。
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この記事の目次
「未来を見て、点を結ぶことはできない。過去を振り返って点を結ぶだけだ。だから、いつかどうにかして点は結ばれると信じなければならない」
by スティーブ・ジョブズ(米の実業家)
過去を振り返ったときには、これとこれはこうつながっていたのだ!
ということを認識しやすい。
しかし、未来は想像の世界でしかない。
ある程度実績があって、その延長線上ならともかく、
初めてのことであれば、つながるかどうかもわからない。
しかし、つながると信じることが重要だと、ジョブスは言う。
もうしばらく掘り下げていく。
<過去の点と線>
線が描かれれば、この先、その線がどちらに進んでいくか、
ある程度想像することができる。
今までの延長線上を進むと考えることができるからだ。
また、過去のことであれば、
関連性を確認することができる。
どんなつながりだったのかを検証することも、
当時は気が付かなかったような関連性にも気づくことができる。
<将来への布石>
しかしながら、初めての場所であったり
初めての経験をするときには、
それが何を意味するのか、はっきりとは分からなかったりする。
囲碁は、自分の陣地をたくさん囲ったほうが勝つ、
というゲームだけれど、
序盤のうちは、いきなり相手との戦いにはならずに、
お互いに将来役に立つことを期待して、適宜石を置く
布石と呼ばれる打ち方をする。
石を置いた時点では、どのように役に立つかは明確ではないが、
打ち進むうちに、序盤に打った布石が大きな意味を持つようになり、
勝敗を決するようなことになったりする。
<未来への不安>
未来のために何か新しいことを始めたり、
自分ならではの道を切り開いていきたい人であっても、
なかなか最初の一歩を踏み出せずにいたりする。
これが正解なのか? やる意味があるのか?
誰かが答えをくれるわけでもないので、
不安を感じたり、恐る恐るになってしまったりする。
しかし、考えてみれば、たくさん布石があったほうが、
後からの石との連携はとりやすくなる。
打ったときにはわからなくても、
この石があることによって、後につながったり、
相手が警戒してくれたりする。
どうせなら、思い切った布石を、
新しい挑戦をたくさんやっておきなさいと、
スティーブ・ジョブズは言ったのだ。
いずれ関連性は生まれてくるのだから。