気づきの伝道師 藤井一規です。
進歩するためには、どうすればよいと思いますか?
チャレンジしたり、鍛えたり、新たなことを学んだり。
いろいろな方法があります。
その中から今日は本田宗一郎さんからの言葉から
しばらく掘り下げていきます。
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この記事の目次
「進歩とは反省の厳しさに正比例する」
by 本田宗一郎(実業家、技術者)
どんなことであっても、新しい段階に至ろうとすれば、
最初はうまくいくとは限らない。
うまくいかないからこそ、自分の成長が必要になる。
うまくいかない状態から、うまくいくようになるということは、
自分が成長するということだ。
もうしばらく掘り下げていく。
<成長と失敗>
進歩するためには、失敗は当たり前。
失敗というよりは、成長のためのリソースとなる出来事。
とりあえずうまくいくまで繰り返すという方法もあるが、
最も速く成長するためには、
どうしてうまくいかなかったのか?
さらに上達するためには、何があればよいのか?
を追究しておくことだ。
どれだけ高いレベルを設定するかによって、
到達するレベルも決まってくる。
<反省以外にも>
反省というと、うまくいったかどうかを評価するものだ。
どれだけ厳しい判定条件を付けるかによって、
合格のレベルが変わってくる。
高いレベルにすれば、合格するのは、
より高いレベルに到達したときだ。
批判的、否定的な見方をするものだ、と捉える人も多いが、
より高めるためには?というとらえ方もしておきたい。
反省に含まれたりすることもあるが、内省という方法もある。
外側から観た結果に意識が向かいがちな反省に対し、
自分自身の内側に注目し、自分の思考や感情を振り返っていくことだ。
実は効果的な改善点が見つかったりする。
振り返りは、外側・内側の両面から捉えるようにしていきたい。
<ほめたり、ねぎらうことも>
反省・内省ばかりしていると、
ときに自分を否定るするばかりになったりする。
結果について甘やかしていてはダメだけれど、
頑張った自分や、努力をねぎらうことも大切なことだ。
上達したこと、ポジティブな成長に気づき、喜ぶことも役に立つ。
もちろん、合格レベルは高くして置いたほうが、
より成長できるのは間違いないが、プロセスにも喜びを取り入れるようにしたい。