気づきの伝道師 藤井一規です。
企業文化という言葉があります。
会社に文化があるのか?
ちょっとなじみがない人もいらっしゃるかもしれませんが、
企業文化を育てることが、大きな成果をもたらすと言われるようになりました。
組織を動かす人にとって、重要な意味を持ってきそうです。
企業文化とはどのようなものなのか、
しばらく掘り下げていきます。
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「企業文化は大きな成果をもたらす」
by ジャック・ウェルチ(米の実業家)
企業にも風土のようなもの、社風といったものがある。
企業文化との差はどこにあるのだろう?
そして、それはどんな違いをもたらすのだろう?
もうしばらく掘り下げていく。
<風土>
風土というと、その土地ならではの環境から自然発生的に創り出されてくるものだ。
会社においても、そこに所属する人たちによって、
自然に生み出されてくる雰囲気や傾向がある。
その会社に行ってみると、
仕事内容に関わらず、
なんとなくその会社がもつ色のようなものがあることを感じられたりする。
いつの間にか出来上がっている社風と呼ばれたりするものがあり、
そしてそれは持続性を持っていたりする。
<文化>
文化は、カルチャー culture
耕すという意味のカルチベイト cultivate
がもとになっている。
耕すという言葉が示すように、人が意図的に創り出していくものだ。
どのように耕し、何を植えていくかは、人が決めていくことができる。
企業においても、その会社がどういう会社かを
作り上げていくものになる。
意図的に、会社に所属しているひとりひとりの
優先する価値観や行動指針を定着させていく活動が求められる。
もし、望ましい企業文化を定着させることができれば、
強い会社を生み出せるとして、意識されるようになってきた。
<文化の醸成>
自動車文明のように、文明には生活を豊かにする明確な何かが存在するのとは違って、
文化は目に見えない。
目に見えないだけに、人によってバラバラになってしまいがち。
しかし、人が集まっていれば、風土的に何かが出来上がっていたりする。
それをどうしてきたいかを明確にして、
ギャップを埋めるために何ができるかをひとりひとりが考え、
行動するようにしていくことで創り出されていく。
ビジョンやミッション、大切にする価値観を明確に示している企業は、
企業文化について意識があると考えられる。
いかにひとりひとりが参加できるようにしていくかが成果を左右する。